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プレゼンテーションの種類/プレゼンってなんだ?

AUTHOR :  田中 耕比古

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田中 耕比古
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プレゼン=情緒に訴えかける、という誤解

みなさんは、「プレゼンテーション」という言葉で”何”を想像しますか?

  • スティーブ・ジョブス
  • マーチン・ルーサー・キング Jr.
  • バラク・オバマ
  • マルコム X
  • 小泉純一郎

こういう方たちの、情熱あふれるプレゼンテーションを最初に思い浮かべませんか?

もちろん、彼らは素晴らしいプレゼンテーターであり、彼らの「プレゼンテーション」は聴衆の心を震わせます。しかし、プレゼンテーションというものは「それだけを指す名詞」なのでしょうか?

プレゼンテーションとは

プレゼンテーションの定義をWikipediaから引用します。

作品、計画提案、研究成果、開発商品などの情報を、聴衆に対して発表し伝達することの意味であるが都市・建築分野では、計画の提案内容に関するプレゼンテーションをクライアントや関係者(影響を受ける人たち)に対して行う場合が多い。

政府機関での予算委員会、軍隊での作戦ブリーフィング、企業での企画発表などに見られるように、どのような組織でも意識や情報を集団として共有しなければ、複眼的にその事案を検討して組織的に取り組むことができない。そのためにアイディア、計画、情報を複数の人間に対して同時に伝達することを目的として、プレゼンテーション(以下プレゼン)は実施される。プレゼンターと呼ばれる司会者・解説者が聴衆の前に出てきて、プレゼンを行う形態が一般的である。

プレゼンテーションの際は、実際に形のないモノを、簡潔かつ判り易く説明する事、そして情報を的確に伝える、資料(視聴覚、配布資料等)の準備、情報を適量平易に提供することが求められる。このため、図表や音声・映像のほか、実際に触れる試作品など、様々な情報提供が成されるのが一般的である。

1990年代以降、コンピュータ技術の発展により、提供する資料をデジタルデータの形で編集・纏め上げて、説明を行いやすくするプレゼンテーションソフトウェアが多数販売されており、これを用いて大画面テレビやビデオプロジェクターを用いて、大きな画面で説明する様式が一般的なものとなっている。これらのソフトウェアでは、表やグラフ等の図表や写真・イラストレーション・音声や動画等の媒体を画面上に埋め込んでパッケージ化し、一つのファイルにまとめる事で、会議の場では連続した流れに沿って(会議の進行状況に合わせて)説明を進める事が出来るとされている。

(出所:wikipedia

「作品、計画提案、研究成果、開発商品などの情報を、聴衆に対して発表し伝達することの意味」

「アイディア、計画、情報を複数の人間に対して同時に伝達することを目的として、プレゼンテーション(以下プレゼン)は実施される」

という部分が、特に明確ですね。情報を、誰かに提供することです。しかし、僕は、プレゼンはもっと多様なものなのではないかと思います。

プレゼンの4分類

僕は、プレゼンテーションは以下の4象限に大別できると考えています。

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まずは「伝えたい事」がクリアにあるかどうか、は一つ重要な軸です。左下の「結婚式のスピーチ」のようなケースでは、必ずしもメッセージがクリアである必要はないのですが、一般的な「プレゼンテーション」のシチュエーションにおいては、「伝えたいことが明確(=4象限の上側)」であることが前提となります。

その上で、左右については「好みの問題」であったり「スタイルの問題」であったりしますので、良し悪しはありません。ただ、意識していただきたいのは、「聴衆に、何を理解・判断してもらいたいか」が重要であるということです。(先ほどのwikipediaの表現だと、右上だけが定義になっているように思えてしまいます)

ただ、最悪なのは、右下です。よく、新人コンサルタントが、先輩・上司に「で?なんだっけ?」「何が言いたいの?」と言われているのはコレですね。

例えば:学生さんの立場に立ってみると

先日、IDPC:国際開発プランニングコンテストにて、この内容を学生さんたちに講義させていただきました。それにあたり「学生の立場で触れる機会のあるプレゼン」を、下記のように整理しました。

presentation_kotsu002

このように、プレゼンテーションは、非常に多様で、また身近なものです。

本特集「プレゼンってなんだ?」では、このような「多種多様なプレゼンテーション」を、実際にどのように組み立て・どのように実施すべきかについて論考を進めていきたいと思います。

連載記事一覧

  1. プレゼンテーションの種類(今回)
  2. 大切なのは「勝ち」を定義すること
  3. 勝ち”を意識して組み立てる
  4. 伝え方を考える
  5. プレゼンの”骨子(ストーリー)”をつくる
  6. ストーリーを”資料”に落とし込む
  7. 最後の仕上げ
  8. (A)話すことの優先順位を決める
  9. (B)レベルに応じて適切なメモをつくる
  10. (C)リハーサルをする
  11. 本番」を乗り切るためには”忘れる”→”演じる”→”牛耳る”でOK
  12. 達のために感想を訊こう

(本特集の記事一覧はコチラでもご確認いただけます)

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