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リーンスタートアップと戦略/起業に役立つ戦略知識

AUTHOR :  網野 知博

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網野 知博
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ビジョン×戦略×製品の関係

起業を考えている人のなかで、「リーンスタートアップ」を読まれた方は非常に多いと思います。リーンスタートアップのポイントとしては、「構築−計測−学習」の「フィードバックループ」を回して行きましょうと言うことになると思います。

FEEDBACKLOOP

このフィードバックループもとても好きな考えなのですが、実は私がこの本で最も好きな部分は最初にやってきます。笑

「戦略」の位置づけはどこか?

「リーンスタートアップ」の本の中で以下のような図が存在しています。

PYRAMID

ビジョン:スタートアップ企業にとっての最終的な目的地、成し遂げたいこと。

戦略:ビジョンに向けて到達するために考えるべきこと。ビジネスモデル、製品のロードマップ、提携企業や競合他社の視点、予想される顧客など。

製品:戦略から生み出される成果物。

基本的な考えとして、「ビジョン」は基本的に不変なもの、全体を支配する前提となる所与のような位置づけでしょうか。「戦略」ですが、こちらは「製品」ほどではないですが、当然ながら戦略も変化するもので、その変化の単位を「ピポッド」と呼んでいるようです。そして「製品」ですが、これはフィードバックループによりめまぐるしく変えていくものであり、「最適化」と言うプロセスで変化していくとものと考えられます。

図の通り「ビジョン」が土台、その上に「戦略」が乗っていて、最上位が「製品」と言う位置づけになっています。仮説を前提にして「戦略」を立てて、「ビジョン」の実現に向けて進んでいくという考え方です。そして、その仮説から作られた「戦略」を証明するために、クイックに「製品」を作り、検証を行っていくという考えです。つまり、「製品」は戦略の土台の上に存在していることになります。弊社も多くのベンチャー企業とお付き合いさせて頂いておりますが、このような順番で考えている企業は少ないように感じます。

起業家として、こういうものを世に出したいという「製品(商品・サービス)」が先に存在し、その「商品・サービス」で解決できることを前提に「ビジョン」を作り、最後にその「商品・サービス」を売るために、もしくは事業として成り立たせるために、マネタイズするために「戦略」を考えるという進め方です。さらに言えば、戦略は考えないという会社も多く存在することも事実です。先に「モノ」があって、それを前提に走ってしまえという進め方です。

一方、「リーンスタートアップ」では、「戦略」から生み出されるのが「製品」であると断言しております。ベンチャー企業の進め方は色々なやり方があってしかるべきなので、この考え方が「正しい・正しくない」と言う一義的な議論をするのはあまり意味がないと思います。私が言えるのは、私はこの考え方が「好き」ということです。戦略は嗜好品なので好き嫌いで判断して良いものと理解していますので、好きという理由だけでこれを紹介しています。笑

個人的には製品を作ってしまってから戦略を考えるよりは、戦略に基づき製品を作成し、その後「リーンスタートアップ」の「フィードバックループ」に基づき改善をしていく方が成功の確率が高いのではないかと推察しておりますが、本当のところどちらのアプローチが正しいのかわかりません。ですので、こういう考えが好きということで本日は締めくくりたいと思います。

本記事は私が起業して経営を行う際に役にたっていると感じている経営戦略の小ネタを備忘録的に記事にしているシリーズものですが、あくまで備忘録的に書いてあるため、テーマが全体を通して構造化されていない点はご容赦ください。

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