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基礎から学ぼう!長並列型仮説思考(第2回):長並列型仮説思考とはなにか 〜「そら・あめ」のケーススタディから考える!

AUTHOR :  網野 知博

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網野 知博
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 皆さんは既に長並列型仮説思考を使っている!

皆さんにとっての感心事である「女の子(もしくは男の子)とデートする!」と言うシチュエーションのケーススタディの前に、まずは非常にざっくりと「長並列型仮説思考」のイメージ図を紹介していきます。「長並列型仮説思考」をイメージで図示しますと、「こうじゃなくて、こう。笑」と言う感じになります。

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非常に簡単に言ってしまいますと、日常生活において何かモノゴトを考える際に、ひとつの事象から「こうだから、こうだよね。」と考えることはあまりなく、複数のインプット情報を元に、「こんなことや、こんなことや、更にこんなこともあって、それでこうだよね。」と言う考えに至ると思います。つまり、並列に並ぶ項目が多い(長い)ということ、そして図では思考プロセスも一段階になっておりますが、現実的にはこれが直列側にも多数ならんで来るというイメージになります。正確には「長並列型・長直列型仮説思考」なのですが、名前が少し長ったらしいのと、並列のインプット情報を多元的に昇華して仮説をだしてもらいたい意図を込めてこのような名前にしています。

そら・あめ・かさから学ぶ仮説思考

では、ここで少し「長並列型仮説思考」から離れて、非常に有名な思考のプロセスである「そら・くも・あめ」の例を見ていこうと思います。この例が非常に素晴らしいのは、仮説思考の思考プロセスをシンプルなワードに表現しているからでしょう。

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「そら・あめ・かさ」の例は、空を見て、雨が振りそうと予想して(状況仮説の立案)、打ち手として傘を持って行こうと対処策を考える(打ち手仮説の立案)と言う思考プロセスをシンプルに表現しております。ですが、これはあくまで思考プロセスのキャッチフレーズであり、実際に皆さんが傘と言うアクションを取る際にはより複雑なインプット情報をベースにモノゴトを感がていくことになります。つまり、日常生活における傘と言う程度の打ち手仮説立案でも、実際には長並列型仮説思考にならざるを得ないと言うことです。

実際に、それをケーススタディとしてこれからやってみましょう。そら⇒あめという状況仮説を考える際に皆さんはどのようなアプローチを取るでしょうか?このままの問いかけだとまったく色っぽくないので、せっかくなのでより興味を持って頂ける問いにしたいと思います。笑

ケース1:状況仮説の立案

今は朝の8時。
今日は10時から大好きな女の子と代々木公園で ピクニック的な初デート。
ルンルン気分で準備中。
色々と心配事は付きないけど、、、
あれ、そういえばお天気ってどうなるのだっけ?

問い:

今日の10-13時までの代々木公園のお天気は?
皆さんならどうやって最善の仮の答えを出しますか?

さて、皆さんはどのようなアプローチを思いつきましたか?ここで問いたいのはあくまでアプローチに関してです。ベタに書くと、どのようなインプット情報をベースに天気を予測していきますか? になります。

  • 実際の空を見る
  • Webの天気予報を見る
  • 新聞の天気予報を見る
  • テレビやラジオを確認する
  • 東京アメッシュを見る
  • おばあちゃんの腰の痛みで判別する(笑)

など色々なインプット情報をベースに天気を判断すると思います。ただの日常生活ではなく、大好きな女の子との初デートなので、状況仮説は非常に入念に立てるのではないでしょうか。具体的には、雨が降るか否か、降るならどの程度の確率で、どの程度の雨量の雨になりそうなのか、と言う点まで考えていくと思います。

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今回は状況仮説と言う段階なので仮説としても少しモヤモヤした部分もあるかもしれませんが、ここでご理解頂きたいのは、天気という状況を仮説立てるのに、複数のインプット情報を元に、仮説を立案していくという事です。そして、実はみなさんは今までの人生において天気の仮説を立てるベテランになっているので、どんな情報を踏まえればよいか、その情報を並列に扱っても自然と各インプット情報に重み付けができ、状況の仮説を立案するという行為が自然とできるようになっているのです。少し話が脱線しますが、未知な領域の仮説立案は非常に時間がかかり、既知の領域の仮説立案は比較的要領よくできるという点です。うちの4歳の息子はきかんしゃトーマスの困り事の仮説は立案できても、天気の仮説は立案できません。逆にきかんしゃトーマスを全く知らない方は、筋の良い仮説立案を行うために、それなりのインプット情報を必要とします。

少し脱線したついでに今回はこのまま〆てしまおうと思いますが、ここでご理解頂きたいのは、仮説立案のやり方は比較的汎用性があるプロセスをとりますが、自分の得意領域か否かにおいて、その仮説の立案までに必要とする時間が全く異なるという点です。仮説立案のノウハウを学ぶと大前研一さんのようにビジネス界でも無敵の初期化説が立案できるようには成りません。大前さんは我々の天気の仮説立案と同程度くらいにビジネス分野に精通しているということです。

本日は初デートの甘い話をしたかったのですが、その前段で時間切れとなってしまいました。初デートの作戦会議は次回の説明に回したいと思います。笑

目次

第1回:そもそも仮説ってなんだろうか?
第2回:長並列型仮説思考とはなにか 〜「そら・あめ」のケーススタディから考える!
第3回:長並列型仮説思考とはなにか 〜初デートのケーススタディから考える!
第4回:長並列型仮説思考の使い方 パターン① 情報長並列型
第5回:長並列型仮説思考の使い方 パターン② 仮説長並列型
第6回:仮説立案のプロフェッショナルに向けて

※本連載はschooにて行われた授業を元に記事化しております。 http://schoo.jp/class/660

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