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お正月休みに何を読む?|ギックスのオススメ書籍のご紹介(データサイエンス編)

AUTHOR :  田中 耕比古

科学的に、合理的に、論理的に。

ギックスでは「ギックスの本棚」と称して、コンサルタントが、ユルい本からカタい本まで、様々な書籍をご紹介することで「コンサルタントの視点」「コンサルタントの考え方」そして「コンサルタントの読書術」をお伝えしています。

それらの書籍紹介の中から、お正月休みに「手に取ってみていただきたい本」をピックアップしてご紹介していきます。気になる本がありましたら、実際に読んでみていただければと思います。

「データサイエンス」を学ぶための書籍紹介

昨日は、考え方に関する書籍をご紹介しました。本日は、もう少し、ギックスの主力事業領域である「アナリティクス(データ分析)」の領域に近づいてみたいと思います。

この領域は、いま、まさに成熟している最中ですので、海外の書籍を翻訳したものが多くなる傾向にあります。そんな中で、日本人によって、日本語で書かれたものは、ぜひ、積極的に手に取ってみるべきかなと思っています。

戦略的データサイエンス入門

この「戦略的データサイエンス入門」は、非常に良くかけているなと感じる一冊です。ギックスのメンバー3人が、それぞれ感じた「3つの切り口」で書きました。

ビジネスの視点で読み解く

ビジネスコンサルタントの視点で読み解きました。データサイエンティストと共に働く、という人には、この切り口がお勧めです。

統計の視点で読み解く
機械学習の視点で読み解く

統計学が最強の学問である【実践編】

本書は、ビジネスパーソンが読むべき「統計学の”入門書”」です。前作が「入門の入門」で、本作は実践編と銘打たれてはいるが、時差際には「入門」にあたる、と考えています。

統計学が最強の学問である【実践編】

Excel & PowerBIによる企業データ分析入門

PowerBIを、サンプルデータを用いて、実際に使いながら習得していく一冊です。PowerBIを使っている人が読んでも十分意味がありますが、これからPowerBI活用を検討する段階で読んでも身になる一冊だと思います。

Excel & PowerBIによる企業データ分析入門

1億人のための統計解析

「仮説は最初に立てるな」と大書してある刺激的な一冊ですが、内容的には至極まっとうな一冊です。要は「仮説」という言葉の定義の問題であり、実際には、コンサルタントの言うところの「仮説思考」になっていると僕は理解しています。

1億人のための統計解析

職場の人間科学

データを「どう読むか」が重要、ということが、しっかり理解できる一冊だと思います。また、書籍名に「ビッグデータ」と冠していますが、原題にはBigDataなんて言葉は存在しませんし、本書の中でもでてきません。ちょっと「はやりことばを使ってみた」感が否めませんね。とはいいつつ、内容的には、センサーデータをどのように活用していくか、という非常に優れた内容です。ギックスも、センサーデータの活用について考えていたりもします。この領域は、今後、どんどん注目を集めることでしょう。

職場の人間科学 ビッグデータで考える「理想の働き方」

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