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お正月休みに何を読む?|ギックスのオススメ書籍のご紹介(考え方編)

AUTHOR :  田中 耕比古

考える、ということを考えよう。

ギックスでは「ギックスの本棚」と称して、コンサルタントが、ユルい本からカタい本まで、様々な書籍をご紹介することで「コンサルタントの視点」「コンサルタントの考え方」そして「コンサルタントの読書術」をお伝えしています。

それらの書籍紹介の中から、お正月休みに「手に取ってみていただきたい本」をピックアップしてご紹介していきます。気になる本がありましたら、実際に読んでみていただければと思います。

「考え方」を学ぶための書籍紹介

さて、1/2です。本日は、「考え方」に関する書籍紹介をピックアップしてみたいと思います。

昨日お伝えしたような「ユルい本」を読む場合も、単純に娯楽作品として読むに留まらず、いろいろな切り口・視点で読み解いています。こういう「考え方」「思考の型」は、訓練によって身に付くと僕は思っていますが、その訓練の場は、必ずしも実際の業務経験に限らず、書籍から得ることも多いと感じています。

尚、こういう”考え方”については「思考の型」シリーズとして日々更新していますので、ご興味のある方は、こちらもご一読いただければ幸いです。

仮説思考

BCGの内田さんの名著「仮説思考」を取り上げました。最近「不要」と言われる仮説ですが、そもそもの「仮説」という言葉の定義が違うのだと思う今日この頃です。そもそも、仮説が不要だという方たちに、一度読んでいただきたい本です。

仮説思考 ~BGG流問題発見・解決の発想法~

アイデアは才能では生まれない

アイデアは才能では生まれない、というタイトルの本書ですが、実際には「アイデアは才能では生まれないから努力しろ」という意味に過ぎず、そして、「努力したからと言って、必ずアイデアにたどり着くわけではない」という残酷な現実にも気づかせてくれたりします。本書を読みながら「センス」とは一体何なのかを考察するのは、良い思考トレーニングになりました。

アイデアは才能では生まれない

私の「情報分析術」超入門

外務省のラスプーチン「佐藤優」の一冊。”インテリジェンス”という知的に戦う職業だった著者が、「情報分析」という際に、何を考え、どのように情報を扱うのかということが学べます。

私の「情報分析術」超入門

ゼロ秒思考

「考える」ということを「考える」べし、という非常に大切なのに、多くの人が実践できていないことを”ちゃんとやれ”と教えてくれる一冊です。実際のところ「ゼロ秒」であることが重要なのではなく、考え方のプロセスをきちんと考えて取り組む、ということが重要です。

ゼロ秒思考

頭がいい人は、なぜ方眼ノートを使うのか?

こちらも「考え方」の話です。ゼロ秒思考でも「ノートをとれ」という話になるわけですが、結局のところ、やることも、目的も同じです。要するに【やり方の問題】ではなくて、【やるかやらないかの問題】なわけですね。2015年は「やってみる1年」にしてはどうでしょうか?

頭がいい人は、なぜ方眼ノートを使うのか?

ハーバードの自分を知る技術

こちらは、王道の「自己啓発本」です。直球ど真ん中ストレート。昨日ご紹介した「ゆるい本まとめ」のなかの「ぼくのニセモノをつくるには」と同じ話ですが、こちらの方が高尚です。当たり前ですが。この本についても、上記2冊と同様に”やることが大事”という結論だと僕は思います。

ハーバードの自分を知る技術

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