バガボンドを勝手に読み解く|(連載目次)宮本武蔵の成長を追う

AUTHOR :  田中 耕比古

宮本武蔵の”戦い”の記録を追う(あらすじ付き)

この連載では、井上雄彦さんの漫画「バガボンド」を読み解いていきます。過去にも長編漫画「火の鳥」の読み解きを行ったことがありますが、今回の方が長丁場になると思いますので、お付き合いのほどよろしくお願い致します。 尚、本連載では「武蔵が経験した”戦闘”」だけを抽出して読み解きます。従って、小次郎が武蔵以外の人物と戦った場合には、本連載では触れません。あと、又八とか、おつうにも殆ど触れません。(農業の話をどうするのかは、現時点では決めていません。) 関連リンク:スラムダンク 湘北 vs 豊玉

連載記事へのリンク

以降、継続読み込み中。

バガボンドとは?

超あらすじ

主人公は、宮本武蔵(みやもとむさし)。本名、新免武蔵(しんめんたけぞう)。二刀流で有名な武蔵が、天下無双を目指し、剣士としても人間としても、成長していく話です。

バガボンド=放浪者

バガボンドという言葉は「vagabond」という英単語です。放浪するモノ、という意味です。武蔵の人生を端的に表した良い言葉だと思います。さすが、井上雄彦さんですよね。 こういうところは、とりあえずwikipedia先生にてご確認いただくと宜しいかと思います。

なんで読み解いてんの?

僕の勤めるギックスは明日(2015/12/12)で創業3年の節目を迎えます。この3年間で、いろいろなことがありました。社員も増えましたし、オフィスも徐々に大きくなっています。しかし、僕たちの成長速度はこれで十分なのでしょうか。 宮本武蔵は21歳で吉岡道場に殴り込みをかけ、吉岡伝七郎と良い勝負をするも勝ち負けつかずのまま、1年後の再戦を約束して京都を離れます。兄の清十郎は、弟伝七郎の甘さを責め「吉岡家に生まれ育ったお前と、山から下りてきたばかりの獣同然だった武蔵、まだ磨かれていない部分が多く残されているのはどっちだ?」と問いかけます。 この清十郎の懸念の通り、1年後に京都に舞い戻った武蔵は、吉岡伝七郎どころか、その兄である吉岡一門当主 清十郎さえも圧倒する強さを身につけています。 武蔵が最初に吉岡伝七郎と勝負をしたとき、彼は、17歳で宮本村を離れてから4年間の武者修行をした後のことでした。僕たちも3年をかけて、なんとか吉岡道場に殴り込もうと思える程度には成長したと思っています。(コテンパンにやられちゃうおそれは多分にありますが。)ただし、今から1年後の2016年12月12日に、吉岡一門を打ち破れるほどの成長を僕たちが遂げようとすると、こんな成長速度では間に合いません。 ・・・と、ここまで読んだ方は「ああ、いわゆる痛い系のベンチャーね」と思われたことでしょう。すいません。そんなに意識高くはないんですよ。でも、武蔵の成長速度を知るって、ベンチマークとしては凄い良いと思うんです。だって、天下無双ですよ、天下無双。すごくないですか? ということで、決して武蔵のようになりたいわけではないものの、武蔵の成長を細かく読み解いてみることで、自分自身の成長につなげていきたいなと思う次第です。お付き合いいただけましたら幸いです。 ちなみに、そんな弊社では、絶賛人材募集中です。弊社にご興味のある方はコチラをご参照いただいて、ご応募いただけましたら幸いです。

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