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世論総研/2013年参院選

AUTHOR :  田中 耕比古

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田中 耕比古
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2013年衆議院議員選挙 ~霞ヶ関 夏の陣~

2012年末の、衆院選での「自民党大勝」から半年。夏に行われた参院選が、ツイッター上でどのように扱われていたのかを「ソーシャルリスニング」しました。また、この選挙は「ネット選挙解禁」ということで注目が集まった選挙でもありました。

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ネット選挙解禁という盛り上がりにもかかわらず、投票率は52.61%と戦後3番目に低い結果となりました。また、ネット選挙も「何がネット選挙なのか」もクリアではなく、また、「どこまでOK」「どこからNG」ということも見えにくかったと言えます。そんな中で、果たして、どのように「選挙」について語られていたのか、ソーシャルリスニングによって明らかにしていきます。

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開票と同時に大きく盛り上がり、翌朝に盛り上がる、という傾向は選挙においては一般的と言えます。

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注目度を見ると、圧倒的に自民党が高いと言えます。民主党もつぶやき数では衆院選に引き続いて2位の座を占めています。

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ツイート数の多かった3政党をみると、それぞれ、盛り上がりのタイミングが異なることが分かります。

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話題になった言葉を列挙すると、「太郎」「東京」「池上」「ワタミ」など、トピックが想像しやすい単語が上がってきています。

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※ソーシャルリスニングのテクニックとして「いかにノイズを減らすか」ということがあります。この場合、「ジミン」「じみん」という用語が、韓流スターの人名を示すケースが多い、といことがわかりました。これにより、「自由民主党」「自民」「じみん」「ジミン」というキーワードを【自民党】と判定しようとしていた当初方針を改め、「自由民主党」「自民」を含むツイートを【自民党】に関するツイートと判断するようにロジックを変更しました。ソーシャルリスニングでは、当初想定と実際の「使われ方」に差があることが多いため、このような調整を行っていくことが重要です。

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出現数の多いキーワードを少し掘り下げてみることにしましょう。今回は「太郎」と「池上」をピックアップしました。

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政党名を対象とした分析なのに、上位に無所属の山本太郎氏に関するツイートが入ってくるという所に、その注目度が伺えます。

 

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アゴラに記事がでたことがバーストの一因となっているが、その賛否は分かれている。

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山本氏の当選に関して、ヨモスエ=世も末という言葉を使ったツイートがRTされて関連性上位に。同意する人、そうか?という反応、山本氏と関係なく既にヨモスエであるという人が存在。

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「社民党が山本太郎を支援していた」と言った発言が散見される(※内容については、ツイッター上の原文ママであり、根拠に関する裏取り調査はしておりません)

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「池上」を含むツイートは「池上無双」と騒がれているものが目立つ。#池上無双 というハッシュタグまで。

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こちらの文章は日経新聞電子版(有料記事)から引用いたしました。全文はこちらからご確認ください。

池上彰の教養講座(8/26) http://www.nikkei.com/article/DGXNASGH21010_R20C13A8000000/

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小泉進次郎氏には、思ったほど注目が集まっていない。今回の分析対象ツイートが「政党名を含むもの」であるため、想定よりも少ない印象を受けるのかもしれない。(それにしても少ない気がするが)

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「RTされたツイート」を抽出してみると、”複数政党を(ネタ的に)比較する”ものが主流と言える。

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今回の分析は「ネット選挙」とはいえ、まだまだ何も変わっていない。ということを示したように思います。個人の使う「ソーシャルメディア」であることが大前提ですので、通常のメディアと同様の使い方をしていたのでは広がりが無いと言えます。これは、民間企業がしきりとトライしている「エンゲージメントマーケティング」そのものでしょう。日本の”選挙”の世界に「マーケティング」の思想が流入してきた”最初の一歩”だったのかもしれませんので、今後の動きには注目していきたいと思います。

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