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「仕事の基礎力」とは?:高効率で高密度な仕事のやり方を身につけよう【ギックスの本棚】

AUTHOR :  田中 耕比古

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田中 耕比古
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あたり前、を疎かにしないこと

デキる人が「当たり前」に身につけている! 仕事の基礎力

本日のギックスの本棚は、自分で書いた本を自分で紹介するという、いかがなものかという内容になっております。ということで、拙著「デキる人が「当たり前」に身につけている! 仕事の基礎力」(通称:仕事の基礎力)のご紹介です。

自画自賛な感じじゃなくて、結構まじめに客観的に書評を書いていきたいと思っております。よろしくお願いします。

著者は、ほんとうにデキる奴なのか。

さて、本書の著者は、ほんとうに「デキる人」なのでしょうか。これが「偽」であると、本書は「タイトルに偽りあり」となりますね。困ったものです。

その問いの答えは「分かりにくいけど、たぶん、デキる部類だと自己評価してる」です。ええ。困ったものですね。主観です。超主観。もはや、主観を超えて別物になってる気がするくらい、主観。

経歴的にはめっちゃ普通

著者は、子供のころは神童と呼ばれたこともあったようですが、いわゆるハタチ過ぎればただの人、ってやつです。大学も関西の文系私大ですし、際立ってぴかぴかな経歴ということでもありません。新卒で入った会社は社員300人程度の大きくない会社で職種も「普通にSE」をやってましたし、その後、戦略コンサルタントに転身したといっても、マッキンゼーだのボスコンだのという「誰もがうなずく戦コンファーム」ではなく「え、SIの会社でしょ?(あるいは、アウトソーシングの会社でしょ?)」と揶揄されることもあるアクセンチュアです。(いや、いい会社なんですよ。アクセンチュアは。本当に。)そんなアクセンチュアの戦略グループで「同期一の出世頭か」と言えば、全くそんなことは無くて、全然普通。平々凡々な感じです。出世も早いどころか、むしろ、遅い方でした。てへ。

その後、IBM(IBCS=旧PWCCではなく、IBM)に転職し、でもIBMっぽいことは全然しないで(なんなら会社にもほとんど行かないで)、初対面で気に入ってくださったクライアントのところにコンサルタントとして半常駐したまま1年間を過ごしたころ、上司の「会社作ろうかな」というつぶやきに乗っかって上司・同僚と独立起業。現在、創業丸4年です。

全然、凄くないですね。普通。めっちゃ普通。基本的に流れに乗っただけ。ウェブでよく見かける、いわゆる「ぴかぴか感」とか「キラキラ感」は皆無です。(悲しいけど、これが現実なのよ・・・)

デキる、デキないで世の中を2分すると「デキる」側にいると思ってる(主観)

一方で、じゃぁ、仕事がデキないのか?と言われると、そんなことはないです、という感じです。(主観です)

限られた期間内に最大限の成果を出す、ということにコミットして仕事をしていて、その際の品質のバラツキを極小化することに心血を注いでいます。マグレ当たりよりは、再現性を好みます。とはいえ、空振り三振はプロとして許されないので、とにかく出塁することを目指します。万が一、打席で空振りしても、試合には勝つように心がけています。

仕事においては「どんなプロジェクトでも、最初のディスカッションの20-30分程度で内容にキャッチアップし、1-2時間程度で論点を整理する」「進め方を決めたら、その進め方に応じた必要最低限の”やるべきこと”を明確化し、誰がなにをやるのかに落とし込む」「実際に、そのスケジュール通りに動くように各担当と調整する」ということを得意としています。言わずもがなですが「自分の担当範囲に関しては、納期内に、求められた以上のクオリティで遂行する」ということが前提です。

そういう意味では、仕事において、プロ意識をもって仕事をしており、一定の成果を上げている(クライアントからも評価をいただいている)というのは事実です。(自分で言うことでもないですが)

当たり前のことを、当たり前にやる、ということを説く本

つまり、本書は、上述の通り「普通の経歴」ながら、「ちゃんと真面目に成果を出している」著者が、”奇をてらった魔法のようなノウハウ”ではなく、自らが日々実践している”地道ながらも着実に成果を出すために必要な仕事のやり方”=”仕事の基礎力”を赤裸々に語った一冊なのです。

従って、本書に書いてあることは、「普通の人」が、その気になれば実践できること、ばかりです。

あたり前のことしか書いてないじゃん!と思うかもしれないが・・・

その結果、本書を読んでも「何を当たり前のことを」と思う人もいるでしょう。全部知ってたわ。という人もいると思います。しかし、「本当にやってるか」あるいは「しっかりと、できているのか」と自問してみていただきたいのです。

とても初歩的な例では、第12項の「打ち合わせ日を設定し、マイルストーンにする」なんかはどうでしょう。これと、第11項の「納期と作業時間を混同しない」を組み合わせて考えられる人は、仕事において「いつまでにできる?」という質問への答えが変わるハズです。

さらに、第10項の「『仕事をコントロールする』という意識を持つ」まで含められるなら、そもそも「いつまでにできる?」と質問されることが無くなります。

ちゃんとやれば、仕事の”密度”が上がる

本書で解説されている「仕事の基礎力」を、しっかりと実践すれば(知ってるだけではなく、実行まで行えば)、おのずと、仕事の「密度」があがります。

仕事の密度を上げるということは、「単位時間あたりの生産量が増える」ということを意味しています。これまで5時間かけていたことが3時間でできる。これまで5営業日(1週間)かけていたことが、3日でできるようになる。そういうことが「高密度な仕事のやり方」です。

仕事の密度を上げる際に、大事なことは幾つかありますが、本書の根底に流れているのは以下の3つです。

  1. 余計なこと・やらなくて良いことは、できるだけやらずに済ます(やることを減らす)
  2. とにかく、手戻りを無くす(早めに合意したり、ミスを減らす・事前に検知する)
  3. 自分以外の人も含めて、仕事が停滞しないようにする(丸投げしない、背中を押す)

この3つの基本思想を、「①何をやるか見極める」⇒「②どういうやり方にするか考える」⇒「③実行可能な計画を立てる」⇒「④中身を順序立てて考える」⇒「⑤分かる・伝わる資料をつくる」⇒「⑥効果的に伝える」という、ホワイトカラーが仕事をする流れに沿った6つのステップに分けて解説を行います。

そこに加えて、最終章「仕事の基礎力⑦:働きながら成長する」では、「成長=キャリアプラン」というお話をしています。先ほど述べた「高密度な仕事のやり方」を実現した暁には、現在と同じ量の仕事を短時間でこなしてプライベートを充実されるのも一つの選択ですし、労働時間を敢えて増やしてこれまでの数倍の仕事量をこなしていくという選択肢もあります。これを、どういう風に考えて、最適な選択をすべきか、という考え方のお話です。

関連記事:生産性ではなく、生産量で考えてみる ~なぜ、分子を固定したがるのか~

読むべき人は「若手」と「新人マネジャー」

本書の対象読者は、自らの仕事のやり方に改善余地が多い「若手」と、そういう若手層を指導する立場になった「新人マネジャー」だと考えています。

若手の皆さんは、本書の内容を実践していただければ、そのまま直接的に評価につながると思います。一方で、新人マネジャーの皆さんは、本書の内容を後輩の指導に使えると考えます。もちろん、若手に読ませるというのも一つの手ですが、自分自身でこの「仕事の基礎力」を理解し、かみ砕き、自分の言葉で後輩に説明するのも良いと思います。(著者および出版社としては、若手に買うように勧めていただく方がそりゃぁ、嬉しいのですが、実効性という観点からは、マネジャーが自分の言葉で説明できるようになる方が良いのではないかと思う次第です。)

おまけ:著者による補稿「仕事の基礎力 補完計画」のご紹介

ちなみに、著者(つまり僕)は「書ききった感」が足りないと言っているようでして、本ブログで「本書に書ききれなかったことを、補足情報としてガンガン発信する」と息巻いています。続々と公開していく予定とのことですので、ご購入いただいた皆さんは、こちらもお読みいただければ、一粒で二度どころか、30回以上美味しい、というお得な仕様になっております。ぜひぜひお試しください。

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デキる人が「当たり前」に身につけている! 仕事の基礎力
デキる人が「当たり前」に身につけている! 仕事の基礎力

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