ギックス、株式会社メイズを子会社化 データ基盤活用サービス「CU/ADS(クアッズ)」推進に向け体制を強化
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- POSTED : 2025.10.01 10:00
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株式会社ギックス(本社:東京都港区、代表取締役CEO:網野知博、以下「当社」)は、2025年4月25日開催の取締役会において決議した株式会社メイズ(本社:東京都立川市、代表取締役社長:佐々木一博、以下「メイズ」)の株式取得について、同年10月1日付で予定通り実行し、同社を子会社化したことをお知らせいたします。
■子会社化の目的
当社は、「あらゆる判断を、Data-Informedに。」をパーパスに掲げ、データを最大限に活用してクライアント企業の顧客理解と事業成長を支援する「顧客理解No.1カンパニー」を目指しています。2025年4月には、これまで取り組んできた「Data-Informedを企業内に浸透させるための仕組み」に関する活動を、新たなフレームワーク「Adaptable Data System:ADS(アッズ:変化に適応可能な仕組み)」として再構築するとともに、より「顧客理解」領域に適用したデータ基盤をアップグレードするサービス「CU/ADS(クアッズ:顧客理解のためのADS=ADS for Customer Understanding)」をリリース※しました。
今後は「CU/ADS」の展開をさらに推進していくために、クライアントが自社の顧客行動データをもとに各顧客の状況や状態を把握し、一人ひとりに最適な情報や提案をタイムリーに届けることを可能とする仕組み(データ処理基盤)を構築するための人材の確保がより一層重要となっています。
一方、メイズは、ソフトウェアを中心に様々な事業で社会に貢献することを目的に、1995年の創業以来30年にわたりシステム開発事業や労働者派遣事業などを展開し、現在は約40名のエンジニアを有しています。
メイズを子会社化することにより、エンジニア組織を一体で迎え入れることができ、「顧客理解No.1カンパニー」に向けた「CU/ADS」の展開に必要なデータ基盤構築体制の強化が可能となります。加えて、これまで主に外部パートナーの協力を得ていたデータ・エンジニア機能の一部を内製化することで、将来的な開発体制の柔軟性向上およびコストの適正化を図ります。このような背景から、当社の成長戦略の推進および中長期的な企業価値向上に大きく貢献するものと考えております。
※ギックス、「顧客理解No.1カンパニー」を目指したサービス「ADS for Customer Understanding:CU/ADS(クアッズ)」を発表(2025/4/4)https://www.gixo.jp/news-press/27071/
■株式会社メイズ 会社概要
会社名 :株式会社メイズ
所在地 :東京都立川市錦町2丁目4番2号CB立川ビル2F
代表者 :代表取締役社⾧ 佐々木 一博
設立日 :1995年10月16日
資本金 :44,130千円
事業内容 :システム開発事業・労働者派遣事業、介護デイサービス事業、旅行業
持株比率 :株式会社ギックス 100%
URL :https://www.maize.co.jp/
■株式会社ギックス 代表取締役CEO 網野 知博 コメント
メイズのグループ入りを心から嬉しく思います。
私たちは「あらゆる判断を、Data-Informedに。」をパーパスに掲げ、顧客理解を起点にクライアントの成長を支えてきました。今回、40名規模のエンジニアを擁するメイズが加わることで、当社の中核サービスである「CU/ADS」のデリバリー力が大きく高まり、「顧客理解No.1カンパニー」に向けて一層加速してまいります。
さらに、これから迎える「AI-Informed※」の時代には、AIが生み出すデータや情報も人間の判断に取り込み、成果に直結させるためのシステム実装が不可欠です。その基盤となるのがADSフレームワークであり、技術力を有するメイズがギックスと一体となりグループ内製化を進めていきます。今後成長が見込まれる市場で、持続的な企業価値向上を実現するために、今回の一手を起点としてさらなる挑戦を続けてまいります。
※「AI-Informed(AIインフォームド)」という行動様式 〜AIの力を借りて、人間がより良く決めるために〜|社長ブログ:ギックスが目指す世界(2025.07.03)https://www.gixo.jp/blog/27960/
■株式会社メイズ 代表取締役社⾧ 佐々木 一博 コメント
当社は本年、創業30周年という節目を迎えました。長年にわたり築いてきたシステム開発力とエンジニアリングの知見を基盤に、今回ギックスグループの一員として新たな挑戦の機会をいただけたことに、心より感謝申し上げます。
ギックスが展開する「Data-Informed」を技術面からしっかりと支え、縁の下の力持ちとしての役割を果たすと同時に、双方の強みを掛け合わせたシナジーを創出することで、グループ全体の価値向上に貢献できると確信しております。
メイズとして新たな挑戦や成長の機会が広がるこの環境のもと、次の時代にふさわしい進化を続けてまいります。
■変化に適応可能な仕組み「ADS(アッズ)」フレームワークとは
ADS(Adaptable Data System)は、激しく変化するビジネス環境や業務に対して柔軟に適応可能な仕組みとして、当社が提唱するフレームワークです。
ADS(アッズ)では業務システムを 基幹系システム、分析システム、施策実行システムの3層に分けて捉えます。最初から完璧な仕組みを設計・構築するのではなく、クライアントの状況に応じて最適な状態を維持しながら、柔軟なシステム開発・導入を推進します。
これにより、クライアント企業でのデータ活用と、判断のData-Informed化による事業成長を支援します。
https://www.gixo.jp/news-press/26986/
■データ基盤活用サービス「CU/ADS(クアッズ)」
CU/ADSは企業のデータ基盤を「より使える基盤に」アップグレードするための機能・モジュール群です。
既存のデータ基盤にアダプトして、従来の基盤では対応が難しかった要件や未実装の機能を柔軟に組み込むことで、企業の高度なデータ基盤活用を支援します。
例えば、CU/ADSの導入により技術的難易度の高い「リアルタイムデータ処理」の実現や、データ品質の向上、データの価値化など、あらゆるデータ基盤の課題の解消とアップグレードが実現され、クライアント企業の顧客理解向上に寄与します。
https://cuads.gixo.jp/
■株式会社ギックスについて https://www.gixo.jp/
ギックスは、戦略コンサルタントとアナリティクス専門家によって立ち上げられた “データインフォームド”推進企業です。データを最大限に活用してクライアント企業の「顧客理解」を支援し、事業成長に向け経営課題を解決しています。盲目的にデータだけに頼るのではなく、データに基づいて人間が論理的に考え、合理的に判断できるよう、テクノロジーと方法論を用いて世の中を変革していきます。
会社名 :株式会社ギックス
代表者名 :代表取締役CEO 網野 知博
所在地 :東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル11F
事業内容 :アナリティクスを用いたデータインフォームド事業
データを活用した各種コンサルティング業務および、ツールの研究・開発
上記ツールを用いた各種サービスの提供
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