数字力×エクセルで最強のビジネスマンになる本(田中耕比古/翔泳社)|GiXo News【書籍出版のお知らせ】

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NuberSkill_and_EXCEL

大切なのは技術ではなく「考え方」

ギックス取締役CMSO 田中耕比古の執筆した書籍「数字力×EXCELで最強のビジネスマンになる本」が翔泳社より発売されました。(2016/1/21)
【2016/11/17】ビズジェネ・ワークショップ「ビジネス数字力養成講座」第2回を開催しました。
【2016/10/20】本書の電子書籍版が、Kindleの有料書籍全体で、販売ランキング1位を獲得しました
【2016/8/3更新】 Kindle Unlimited(Amazon.co.jpの読み放題サービス)に、本書が登録されました。
※2016年8月15日現在 登録が外れています
→ 【2016/5/25更新】ビズジェネ・ワークショップ「ビジネス数字力養成講座」の開講が決定しました。
→ 【2016/4/23更新】 CNET Japan に本書のレビュー記事を掲載頂きました
→ 【2016/4/5更新】 増刷版の書店流通が始まりました。引き続きよろしくお願いいたします。
→ 【2016/3/8更新】 台湾で翻訳版が出版されることが決定いたしました。ありがとうございます!
→ 【2016/3/1更新】 増刷が決定いたしました。誠にありがとうございます!


数字力×EXCELで最強のビジネスマンになる本

エクセルはツールに過ぎない

本書は「数字力×EXCEL」というタイトルを冠しています。しかし、本書の狙いは「ビジネスにおいて数字を扱うということの神髄に迫る」ことです。エクセルは、ツールに過ぎません。エクセルのテクニックを磨くことは、もちろん悪いことではありませんが、エクセルを何のために使うのか、ということをしっかりと考えることの方が、より重要なのです。

解釈能力 > 作業能力

本書において解説する最大のポイントは「数字を用いて考える解釈能力」を鍛える事の重要性です。エクセルの活用は「数字を扱う作業能力」です。作業能力の方が傍目にも分かりやすく、身についたという実感を得やすい能力のため、どうしても優先して鍛えられる傾向にありますが、それは、”ビジネスにおいて数字を扱う”という意味では、枝葉の能力に過ぎません。根幹は「数字を用いて考える解釈能力」であるべきです。

本書では「最低限の作業能力」と「ビジネス実務で使える解釈能力」を身に着けていただくことを目指しています。

本書を読んでいただきたい方

本書は、エクセルのテクニック本ではありませんので、エクセルスキルを鍛えたい方には適しません。本書がターゲットとする読者を「はじめに」より引用します。

本書はEXCEL本ではない
本書は、いわゆる「EXCEL 本」ではありません。純粋なEXCEL スキルを身に付けたい方は、ちまたにあふれるEXCEL 本をお買い求めください。筆者は、「EXCEL はただのツールに過ぎない」と考えています。「EXCELをどう使うか」という以前に、「EXCEL で何をしたいのか」を明らかにすることのほうが大切です。本書では、その「目的」「ゴール」を解説しています。

「数字は得意」という人には不要な本
「数字なんて全然難しくない」「むしろ得意だ」という方にも、本書は不要です。ただし「得意」と思っている根拠が、「経理部で毎日数字に触れているから」とか「統計分析に詳しいから」のように、領域が極めて限定的である場合は、本書をパラパラと一読してみて、要否を判断してください。

「コンサルタント嫌い」にはおすすめ
この本は「戦略コンサルタント」が執筆しています。世の中には「コンサルタントなんて信用できない」という方がたくさんいます。そういう方にはむしろおすすめしたいです。コンサルタントは、日々「数字」という切り口を用いて物事を捉え、判断しています。こうしたコンサルタント的なアプローチは、必ずみなさんのお役に立つと思います(そしてコンサルタントという職業に多少の親近感を感じてもらえるとうれしいです)。

若手社員・新入社員の方々もぜひご一読ください。
本書はリーダークラスの悩みを解決することに主眼を置いていますが、若手のみなさんもいつかはリーダーになるわけですし、早期に「数字」への理解を深めておくことはキャリア形成においても非常に重要です。鉄は熱いうちに打て、です。

上記注意事項を踏まえ、「読む価値あり」と感じていただいたみなさんは、ぜひ本書を通して「ビジネスの『現場』に活かせる数字力」を身に付け、日々の業務における成果創出に役立てていただきたいと思います。

本書の構成

本書の章立てをご紹介します。

  • Introduction:外資系コンサルタント流「仕事」と「数字」の考え方
  • 第1章:ビジネスにおける「数字感覚」とは?
  • 第2章:正しい数字の見方・接し方
  • 第3章:「数字」を仕事に生かそう!
  • 第4章:EXCELで数字を操る前に知っておきたいこと
  • 第5章:数字を自在に操るEXCEL操作術

3章までは、数字に対する考え方、数字と向き合う際の姿勢について説いています。4章では、その姿勢をエクセルを用いて実現する際に、どういうルールを設けておくべきかを解説します。最後に、5章で「必要最低限のエクセルスキル」を解説します。

本書では、pivot tableどころか、vlookupの解説もしません。本書で解説されるのは、「エクセル技術に関する難しいことはさておいて、とにかく、数字で考えるために何が必要か」という一点のみです。

自分の頭で考えたい、という意思のある方にはオススメの一冊ですので、是非、ご一読いただければと思います。

追記:

amazonのレビューで「EXCELのサンプルファイルがダウンロードできると良い」というコメントを頂戴しているのですが、翔泳社のサイトよりDLが可能です。非常にわかりにくくて恐縮なのですが、詳細はp.07(目次の最終ページ)に記載してありますので、是非、ご確認いただければと存じます。

 


数字力×EXCELで最強のビジネスマンになる本

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