バリューチェーンを見直すレンズ:ビジネスアイデアを立案する方法/起業に役立つ戦略知識:

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大手企業がやられて嫌なこと=起業のビジネスアイデア

「起業をするのですが、ビジネスアイデアを発想するのに何か良いフレームワークがありませんか?」と言うご相談を受けることもあります。ビジネスアイデアを発想するのに活用できるフレームワークは多数存在します。アイデア発想法などもありますし、経営戦略のフレームワークからビジネスアイデアやビジネスモデルを検討する方法もあります。前者は手前味噌ですが、私のアイデア発想法をご覧頂くとして、今回は後者のコンサルタント的な経営戦略っぽいフレームワークを紹介したいと思います。

大手企業の脅威:デコンストラクション

巨大企業が独占していた領域に、規模が小さいながらも新たな価値の組み合わせによる新しいビジネスモデルで参入する企業の存在を大手企業は恐れています。デコンストラクションと言う考え方があり、大手企業はデコンストラクションを防ぐことを考えているのですが、我々ベンチャー側は既存の既得権益を破壊する側に回りたいところです。笑

参考:デコンストラクション

では、デコンストラクションをしかけるデコンストラクターになるためにはどうしたらよいでしょうか。ここではデコンストラクターのためのアイデア発想法を紹介します。出所は「BCG戦略コンセプト」になります。もともとは、大企業がデコンストラクターから防御するために書かれている本なのですが、これをデコンストラクター側がこれを学んで大手企業に仕掛けてしまえという発想です。笑

バリューチェーンを見直す3つのレンズ

1. 規模のレンズ:

バリューチェーンをバラして、そこだけをまとめることで、規模の経済は効くか?
規模の経済が効くのであれば、機能と機能をくっつけたり、あるいはバラしたりして、規模の経済を追求する。
⇒レイヤーマスター、マーケットメーカーなどの考え方

2. 付加価値の偏在のレンズ:

バリューチェーンの中で、コストの割に付加価値の低いところはあるか?
また、その逆はどうか?
主にインテグレーター型大企業がやっている領域を狙いうちが可能。
⇒レイヤーマスター、マーケットメーカー、オーケストレーターなどの考え方

3. 顧客の妥協のレンズ:

現状のバリューチェーンは、顧客に妥協を強いていないか?
消費者から見た時の不条理を見直すことからアイデアが発送できる。消費者が消費活動を行う上で、供給者に当たり前の疑問をぶつけることも多く、そういった妥協を解消しにいく。
⇒パーソナルエージェントなどの考え方

私はどの考え方も好きです。世の中で、「これって無駄だなぁ」「これって不便だな、どうにかならないのかなぁ。」と言うことはたくさん存在していると思われます。それらを効率的・効果的に解消でき、それを運営したとしても経済合理性があうのであれば、それはすなわちビジネスアイデアであり、ビジネスチャンスにもつながります。世の中に不満を思った際に、どうすれば解消できるのかを考えることがポイントでしょうか。

本記事は私が起業して経営を行う際に役にたっていると感じている経営戦略の小ネタを備忘録的に記事にしているシリーズものですが、あくまで備忘録的に書いてあるため、テーマが全体を通して構造化されていない点はご容赦ください。

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