SKUとは:「管理したい」最小の単位|データ分析用語を解説

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本記事は、株式会社ギックスの運営していた分析情報サイト graffe/グラーフ より移設されました(2019/7/1)

SKUは「管理したい単位」なので、店・商売によって変わって良い

POSデータ分析を行う際に「SKU」という言葉が出てくることがあります。
今回は、この「SKU」という言葉について解説します。

SKUとは「Stock-keeping Unit」の略

SKUについて、Wikipediaには下記のように説明されています。

SKUは最小管理単位 (Stock Keeping Unit) の略。 例えば、「ある店舗で扱っているシャツはデザイン・色はすべて共通だが、サイズがS、M、L、XLの4種類ある」、もしくは「サイズはMのみだが、色は赤、青、白、緑の4種類ある」場合にはどちらの場合も「1アイテム4SKUある」と数える。
出所:単品管理 – Wikipedia

SKUは、Wikipediaの記載の通り”最小管理単位”のことですが、これはお店によって変わってくるケースがあります。
例えば、スーパーやコンビニで売っているお菓子「うまい棒」。
ほとんどのコンビニでは、「うまい棒」は1本ずつばら売りされていると思います。
このような場合は、うまい棒1本ずつが1 SKUとなります。
一方で、スーパーの中でも業務用のスーパーのようにまとめ買いしたい人向けの店舗では、「うまい棒」を何十本かまとめて袋売りしていることでしょう。
30本入りの袋で販売している場合、うまい棒30本入りの1袋が1 SKUとなります。

POSシステムにおけるSKU

POSシステムにおいては、SKUは「商品マスタ」における1つの行に対応することになります。
店舗によっては、商品マスタに必須である「商品ごとに割り当てた番号」を「SKUコード」と呼んでいるかもしれません。
記事「「JANコード」と「PLUコード」の違いとは|データ分析用語を解説」では、同じバーコードでも「JANコード」と呼ぶこともあれば「PLUコード」と呼ぶこともあるということを書きました。
商品をJANコードで管理していて、これが管理の最小単位である場合には、JANコードのことを「SKUコード」と呼ぶことがあるかもしれません。
さらに、このコードがデータベースで価格と紐づいている場合には、「PLUコード」とも呼べることになります。
同じバーコードでも「JANコード」、「PLUコード」、「SKUコード」と呼ぶことができるのでとても紛らわしいですが、バーコードの使途によって言葉を使い分けていくことが大切です。
データ分析用語:索引

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