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「現場で活きる」が実感できた。受講者・トレーナーが語る、バージョンアップしたTechトレーニング|ギックスエンジニアの成長を支えるしくみ Vol.2

AUTHOR :   ギックス

ギックスには、現場のエンジニアが自ら設計・運営する内製のエンジニア向けトレーニングが存在します。このたび、メイン研修である「Techトレーニング」の大幅バージョンアップと、「AIトレーニング」の新規立ち上げという2つのアップデートが実現しました。

前回記事では、各トレーニングの内容や、刷新・構築の背景について聞きました。

今回は、バージョンアップしたTechトレーニングを初めて受講した松村(まつむら)と、そのトレーナーを担当した平尾(ひらお)の2名に、受講者・トレーナーそれぞれの立場から、実際に感じたことを聞きました。


刷新したTechトレーニングを通じて得た学び

Q. まずは、松村さんがTechトレーニングを受講する前のご経験について教えてください。

松村:
前職では、電力会社向けの基幹システム開発に携わっていました。JavaやPythonを使ってバックエンドの機能開発を担当することが多かったです。

Q. 実際にTechトレーニングを受講してみて、率直な感想を教えてください。

松村:
環境構築からコーディング規約、クラウド、開発フロー、テストまでが順序立てて並んでいて、「現場に出る前に押さえておくべきことの地図」をもらえた感覚がありました。一つひとつが独立した知識ではなく、最終的に動くデータ基盤を作るという一点に向かって繋がっていく構成になっていたのが、とても良かったです。

また、各項目には手を動かす課題だけでなく、テーマに合わせて書籍を読む課題もセットになっていて、それが体系的な理解につながったと感じています。

例えば『リーダブルコード』や『Effective Python』でコードの書き方の背景を学んだり、『Google Cloudではじめる実践データエンジニアリング入門』でクラウド設計の考え方を学んだり。手を動かして得た経験と、書籍で得た知識がどんどん噛み合っていく感覚があって、「なるほど、そういうことか」と腑に落ちる瞬間が何度もありました。

Q. 約2か月間のTechトレーニングを受講してみて、受講時に苦戦したり、悩んだりされたことはありますか?

松村:
クラウド技術やTerraformは触るのも初めてで、最初は用語を覚えるだけでも一苦労でした。

ただ、わからないところは研修担当の平尾さんや周りのメンバーに相談すると、丁寧に教えていただけたので、一つひとつ着実に理解を積み重ねていくことができました。一人で抱え込まずに聞ける環境があったのは、本当にありがたかったです。

今振り返ると、未経験の技術ばかりで最初は戸惑いましたが、周りに助けていただきながら何とか乗り越えられた、という感じですね!

Q. 実際のプロジェクトに入って、研修の経験が活かされた場面はありますか?

松村:
現在担当しているプロジェクトでは、Google Cloudをデータ基盤として利用しているのですが、トレーニングでBigQueryやGCSを一通り触っていたことが、そのまま実務に直結しました!

サービスの使い方を覚えるだけでなく、データ処理基盤全体の構成や、クラウドアーキテクチャ設計のベストプラクティスも合わせて学んでいたので、実際にデータパイプラインの構成図を見たときに、各サービスがどう連携しているのか、全体像がすっとイメージできました。

権限管理についても研修で扱っていたおかげで、「なぜこの処理にはこの権限が必要なのか」という設計意図まで理解しながらプロジェクトに入れたのも大きかったですね。

研修は個別の技術を学ぶだけでなく、それらが実際のシステムの中でどう組み合わさっているかをイメージできる状態まで持っていってくれるものだったんだなと、実務に入ってから実感しています!

Q. この研修を通して、一番印象に残っている学びを教えてください。

松村:
一番大きかったのは、技術的なスキルだけでなく、システム開発全体の流れを学べたことです。PythonやGitといった基礎的なスキルから、Google Cloudを使ったデータ基盤の構築、ネットワークやIaC(Terraform、インフラをコードで管理する技術)といった知識、さらにはテスト設計やアジャイル・ウォーターフォールといった開発フローの違いまで、幅広い知識を身につけることができました。

技術要素を個別に学ぶだけでなく、それらが実際のプロジェクトのどのフェーズで使われるものなのかをセットで教えていただけたので、「今学んでいることが、実務のどこに繋がるのか」を意識しながら学習を進められたのが良かったです。

プロジェクトマネジメントについても研修の中で触れていただいたので、技術力だけでなく、プロジェクトを進める上での考え方や視点も合わせて学べたのは、実務に入ってからも役立っています!

受講者からトレーナーへ。Techトレーニングの進化と受け継がれる軸

Q. では次に、トレーナーを担当した平尾さんにお伺いします。 松村さんの研修を振り返って、印象的なことがありましたら教えてください。

平尾:
Techトレーニングは、書籍やドキュメントなどを使用した体系的な知識の取得や、ギックスとしてのルールを学ぶ「学習コンテンツ」と、学んだ内容を実践する「習熟度テスト」という二つの軸で構成されています。

松村さんは習熟度テストの際に、
「学習コンテンツにあった〇〇という書籍の内容を取り入れてみました」
「アドバイスいただいたやり方を試してみました」
というように、新しく得た知見や助言を柔軟に取り入れる姿が印象的でした。

また、不明点がある場合も、ただ質問するのではなく、
「ここまでは分かっています。このような調査をした結果、自分はこう思ったのですが、方向性があっているか教えてください」
というように、要点を整理して質問する姿勢がとても素晴らしいなと思いました。

Q.平尾さんは、刷新前のTechトレーニングを受講されたことがあると思いますが、当時と比べて変わったと感じたところはありますか?

平尾:
私が受講した従来のTechトレーニングは、Google Cloudを軸とした内容でしたが、今回の刷新により、Google Cloudを中心としながらも「そもそもクラウドとは何か」という基礎から学ぶ、特定のベンダーに依存しない体系的な内容になっており、見る視点が一段上がっているように感じました。
扱う技術領域においても、BigQueryを中心としたデータ基盤の構築やETL処理などの学習に加え、DB・ネットワーク・API・権限管理などが追加され、これまでより包括的な内容になっていました。

その一方で、例えばコーディングで気をつけてほしいポイントや、Gitへのコミット・PRの出し方など、ギックスのメンバーとして身につけてほしい動き方を伝えるコンテンツは残っています。
技術的な内容はアップデートされても、当社のカルチャー・行動指針を基準とし、トレーニングで身につけてほしいことの根幹は一貫して大切にされていると感じました。

これからの目標と展望

Q. お二人の今後の展望を教えていただけますか?

松村:
トレーニングでは、開発環境やクラウドインフラの構築、開発フロー、テストに至るまで、幅広い知識を体系的に学ばせていただきました。今後は、その知識を「知っている」状態から一歩進めて、実際のプロジェクトの中でより主体的に活かしていきたいと考えています。

今はまだ教えていただいた設計や構成を理解して動かす側ですが、これからはデータ基盤の構成そのものを自分で考え、提案できるようになりたいです。研修で身につけた「全体像を捉える視点」を活かし、与えられた役割を果たすだけでなく、自分から課題を見つけ、どんどん提案・行動していきたいと思っています。

まずは目の前のプロジェクトの中で、小さなことからでも自分の意見や提案を発信できるようになることが、直近の目標です!

平尾:
Techトレーニングを受講されるのは、エンジニア経験が比較的浅い方や未経験の方が中心です。トレーニングを一通り終えた際には、自信を持ってプロジェクトへ参画し、十分に活躍できるようにサポートできればと考えています。

また、今回のトレーニングを通じて得られた松村さんからのフィードバックや、私自身がトレーナーとして感じたことをチームにも共有し、トライアンドエラーを繰り返しながら、より良いコンテンツになるよう引き続きアップデートを進めていきたいと思います。

Q. 最後に、ギックスのエンジニア組織に興味を持ってくださっている方へメッセージをお願いします。

松村:
トレーニング受講の中で印象に残ったのは、先輩方の技術への理解の深さと、それを惜しみなく共有してくれる姿勢です。

まだ自分は学ばせていただく立場ですが、周りには高い専門性を持ったメンバーが多く、日々たくさんの刺激を受けています。こうした質の高い環境が整っているからこそ、経験を積んだ方であれば、その力をさらに大きく発揮できる場だと思います。

ご自身の経験を活かしながら、レベルの高いメンバーと一緒に技術を磨いていきたいという方には、きっと刺激のある環境だと思います。ぜひ一緒に働けたら嬉しいです!

平尾:
ギックスは、「まずはやってみよう」という気持ちを前向きに受け止めてくれる会社だと思います。私自身も、入社してから新しいことに挑戦する機会を多くいただき、その中で周りのメンバーの力を借りながら、少しずつできることを増やして成長してきました。

経験が浅いことや未経験であることに不安を感じる方もいるかもしれませんが、周りには一緒に考え、支えてくれるメンバーがいます。少しでもギックスに興味を持ってくださった方は、ぜひ一緒に働けたら嬉しいです。


※記載内容は2026年7月時点のものです。

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