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「自分の可能性」を広げる。異分野出身の新卒社員が語る、ギックスでの挑戦と成長 

AUTHOR :   ギックス

新卒入社2年目の奥村と、1年目の杉本は、現在それぞれデータ活用に関わる業務を担当しています。

学生時代の専門は、奥村が農学、杉本が認知神経科学。現在の仕事とは異なる分野で研究していましたが、就職活動を進める中で、データを使って課題解決に関わる仕事に惹かれ、ギックスへの入社を決めました。

異なる専門分野で培った経験は、今の仕事にどうつながっているのか。ギックスを選んだ理由や入社後の成長、フルリモートでの働き方やカルチャーについて、二人に聞きました。


現在の仕事と、学生時代の研究経験 

――まずは、現在担当している仕事について教えてください。

奥村:
データアナリストとして、BigQuery(ビッグクエリ:大量のデータを扱うための分析基盤)やTableau(タブロー:データをグラフなどで可視化するツール)などを使い、データの抽出・集計・分析を行っています。

直近では、インフラ機器メーカー様が保有するデータについて、どのような分析が可能か、データ活用によってどのような価値を生み出せるかを検討するプロジェクトに携わりました。分析前のデータ整備や、分析結果の可視化・整理、提案資料の作成などを担当しました。

杉本:
私は、飲食チェーンを展開する企業様の売上データを活用し、売上の異常をAIが自動で検知・分析する仕組みの開発に携わっています。
「どの店舗で、いつ、何が起きたのか」を自動で捉えられる状態を目指し、データの整備やAIの調整を行っています。

――お二人は、学生時代にはどのような研究をしていたのでしょうか。

奥村:
大学では農学部畜産科学科に所属し、放牧による生乳の生産効率を高める研究をしていました。牧草の生産量や牛の採食量、乳量など、複数のデータを組み合わせて乳生産が変化する要因を考えるものです。
現在の仕事とは分野が全く異なりますが、データから要因を考え、筋道を立てて説明する経験は、今の分析業務にもつながっていると感じます。

杉本:
私は認知神経科学を専攻し、MRIや脳刺激を用いて、人が時間をどのように知覚するのかを研究していました。

周囲でAIを使って研究している人はたくさんいましたが、私自身は興味はあっても触れる機会がありませんでした。入社してから、実務を通じて本格的に学べることに嬉しさを感じています。

▲写真左:杉本匡紀、右:奥村真央

就職活動では想定していなかった業界へ。二人がギックスを選んだ理由

――就職活動では、どのような業界や企業を見ていましたか。

奥村:
大学院で就職活動を始めた頃は、IT業界のエンジニア職や、コンサルティング、SIerなどを見ていました。

周囲では、農業関連企業や食品メーカーなどに就職する人が多かったのですが、私は異なる分野に挑戦したいと考えていました。そんな中、農業や酪農の現場でも、ロボットやITを活用して人手不足を解消する動きがある事例を知り、ITを通じて幅広い業界の課題解決に関わることに興味を持ちました。

杉本:
私は、大学院に残って研究を続けることも選択肢に入れつつ、実験機器などの開発企業や、脳の研究をしている会社を見ていました。

これまでの経験を生かしつつ、自分のできることの幅を広げたり、新しいことに挑戦できたりすることを重視していました。

――ギックスを知ったきっかけと、入社の決め手を教えてください。

奥村:
理系大学院生向けの就職支援サービス「アカリク」でスカウトをいただいたことがきっかけです。ギックスは、就職活動を始めて最初にスカウトをくださった会社でした。その後、インターンとして約1年半働きました。

他のIT企業も見ましたが、客先への常駐を前提とした働き方や、自分には少し合わないと感じる社風もありました。
入社前にギックスで業務を経験させてもらったことで、データ分析の面白さを実感するとともに、「この人たちと一緒に働きたい」と思えたことが、最終的な決め手です。

杉本:
私もアカリクからのスカウトがきっかけです。当初、ITやコンサルティング業界はほとんど見ていませんでしたが、話を聞くうちに、研究で培ったデータ解析力をビジネスの課題解決にも生かせる可能性があると知りました。

その中でも特に、顧客の行動データからその人の特徴や考え方を理解していく、ギックス独自の「ゾクセイ」分析に強く惹かれました。

また、未経験からでも挑戦できると伝えていただいたことも大きかったです。

――入社前に、不安や迷いはありましたか。

奥村:
働く環境について大きな不安はありませんでしたが、「他の会社をあまり見ないまま決めてよいのか」という迷いはありました。そのため、他社も並行して見た上で、自分にはギックスが合っていると判断しました。

杉本:
コンサルティング業界の仕事は、大学での研究とは異なるスピード感やクライアント様の業界に関する専門知識が求められるイメージがあり、自分が適応できるのか不安でした。

ですが、選考や内定後の面談を通して社員のみなさんと話す中で、未経験から入社した方が多いことや、研修・育成の仕組みがあることを知りました。仕事で大変な部分はもちろんあるのですが、皆さんの明るい雰囲気もあり、「自分が大きく成長できる機会だ」と前向きな気持ちになっていきました。

未経験からのスタートを支える、研修とオンボーディング

――実際に入社して、研修やオンボーディングはどのように進みましたか。

杉本:
入社後は、東京で約1か月間の新人研修を受けました。

ギックスはリモートワークが中心なので、入社前は社員の方々の人柄や社内の雰囲気をつかめるのか、少し不安がありました。ですが、最初のひと月を同期や社員のみなさんと対面で過ごせたことで、自然と距離が縮まり、安心して社会人生活を始められました。

研修では、各部署の方から業務内容を説明していただき、それを自分なりに整理して発表する機会もありました。会社のWebサイトを見るだけでは分からない各部署の役割や、会社全体がどのように動いているのかを知ることができ、自分の仕事が組織の中でどのような位置づけにあるのかを理解できたのが良かったです。

奥村:
私も東京での新人研修が印象に残っています。特に記憶に残っているのが、テキストコミュニケーションに関するものです。

リモートワークでは、Slackなどを使ったテキストでのやり取りが仕事の進めやすさに直結します。研修では「上司や意思決定者の時間を30秒減らせるなら、自分たちが5分かけてでも分かりやすい文章を書くべき」という考え方を教えていただきました。実際のメールに対する返信を考えるワークもあり、簡潔で誤解を生みにくいコミュニケーションを心がけるようになりました。

――技術面の研修についてはどうでしたか。

杉本:
実際の売上データを用いたアナリスト研修があり、SQLやTableauを用いたデータの抽出や分析、可視化に関する課題に取り組みました。
特にSQLに関しては、一つのデータを使って抽出・分析・可視化に取り組む独自の問題集が用意されており、一問ずつ自分で解きながら、分からない部分は先輩に質問して進めます。未経験の状態からでも段階的に取り組める仕組みがあったことで、焦らずに学べたと思います。

実務の中で感じた、入社1年目・2年目それぞれの成長

――奥村さんのこれまでの仕事で、特に印象に残っている経験を教えてください。

奥村:
約1年間携わった、鉄道会社様のキャンペーンに関する事後分析です。データの前処理(生データを機械学習や分析に使いやすい形へ整える作業)から分析、報告資料の作成、クライアントへの報告まで、アナリストとして一連の業務を経験し、大きな成長につながったと感じています。

プロジェクトに入った当初は、先輩に指導・サポートしていただきながら進めていましたが、終盤にはSQLやTableauを活用した分析業務を担当し、分析結果の報告にも携わるようになりました。

――特に苦労したことはありますか?

奥村:
定常的なデータ分析に加えて、突発的なものや検証段階のキャンペーンに関する分析依頼が重なった時期に、どの仕事から手を付けるべきか分からなくなってしまったことです。

その時は、毎朝実施していた先輩とのミーティングで相談しました。一緒にクライアント様へ各依頼の緊急度や優先順位を確認し、認識を擦り合わせた上で、対応する順番を整理することで、解決していきました。
目の前の分析を進める技術だけでなく、関係者と認識を合わせることや、タスク管理の重要性を学びました。

――入社2年目として、どのような部分に成長を感じますか。

奥村:
データ分析に必要な前処理や分析用テーブルを作成する際の、精度とスピードが上がったことです。

入社当初は、作成したデータの粒度やレコード数が想定と合わず、気付いたらデータが数百万行に膨れ上がってしまっていることもありました。その原因を調べるのにもまた時間がかかり、結果として自分で設定したスケジュールに間に合わなくなり、先輩に報告することもありました。

しかし経験を重ねる中で、データの構造を理解し、期待通りの分析を出せる場面が増えました。想定と異なる結果になった時も、「ここが原因ではないか」とすぐに見当を付け、効率よく調査やリカバリーができるようになっています。

今後は、依頼されたものを正確に出すだけではなく、クライアント様や先輩社員から「これが欲しかった!」と言ってもらえるような、相手のニーズを考え一歩先回りしたアウトプットを出せる人になりたいです。

――杉本さんは、入社からまだ数か月ですが、変化を感じることはありますか。

杉本:
技術面では、SQLクエリの作成や解読のスピードが上がってきたと思います。

研修では比較的整理されたクエリを扱っていましたが、実務では非常に長く複雑なものも多々あります。最初は、どのデータをどこから取得しているのか、データベース全体の構造を理解するだけでも非常に時間がかかりました。また、自分で書いたクエリについても、可読性などの面で先輩から多くの指摘を受けていました。

ただ、レビューを繰り返すうちに指摘される箇所が減り、一度で問題ないと言っていただけることも増えてきました。まだ小さな一歩ですが、成長の手応えを感じています。

――マインドの面ではどうでしょうか。

杉本:
研修で聞いた「時間もコストである」という考え方を、実務でも意識するようになりました。大学の研究では納得できるまで時間をかけることも多かったのですが、仕事では限られた時間の中で求められる品質を出す必要があるため、スピードと品質のバランスを意識しています。

また、「自分が成長して、より大きな価値を提供できるようになることは、会社の成長にもつながる」という話も印象に残っています。自分の成長を会社の成長と結び付けて考えられるようになったことで、日々の業務や学びへのモチベーションにもつながっています。

フルリモートでも相談しやすい、その理由とは

――ギックスのフルリモート・フルフレックスという働き方を、実際にどう感じていますか。

奥村:
率直に、とても働きやすいです。私は週に1〜2回ほど大阪オフィスへ出社し、それ以外は自宅で勤務しています。

在宅勤務の日は通勤時間がなく、その分を有効に使えます。出社する日も、フレックスを活用して通勤ラッシュを避けられるため、助かっています。

――入社してすぐにこの働き方には慣れたのでしょうか。

奥村:
東京での研修を終えて在宅勤務を始めたばかりの頃は、進捗報告や困った時の質問をどのタイミングで先輩に送ればよいのかが分からず、一人で悩んでしまったことがあります。

その解決策として、当時のチームリーダーが週に一度、雑談を交えたミーティングを設けてくださり、「いつでも、何でも聞いて大丈夫です」と何度も声をかけてくださいました。実際に質問した際も、「確認ありがとうございます」と前向きに受け止めていただけたことで、質問することへのハードルが下がり、安心して仕事を進めることができました。

今では、テキストだけでは認識を合わせにくいときはSlackのハドル機能で短時間話すなど、状況に応じて相談できています。リモートだから相談しにくいというより、相談しやすくする工夫があると感じています。

――杉本さんはいかがでしょうか。

杉本:
非常に合理的な働き方だと感じています。移動時間がないことで余計な疲労が減り、その分、業務に集中できます。
現在は週に2回程度出社していますし、関わっているプロジェクトでは毎日オンラインでミーティングもあります。

社員の皆さんはテキストでのコミュニケーションが非常に上手で、Slack上でやり取りしている際に「怖い」と感じたことは一度もありません。皆さんが文章表現や絵文字の使い方などにも気を配っていることで、オンラインでも話しやすい雰囲気がつくられているのだと思います。

リモートで本当に困ったことは…運動不足くらいかもしれません(笑)

丁寧さ、学ぶ姿勢、助け合い。二人が感じたギックスのカルチャー

――ギックスにはどのような人が多いと感じますか。

杉本:
主体的・自律的に行動する方が多い印象です。誰かの指示を待つのではなく、自分で考えて動き、困っている人がいれば自然と助け合う雰囲気があります。

また、仕事以外でも、自分の趣味や好きなことに強いこだわりを持っている方が多いと思います。社員一人ひとりが持っているSlackの個人チャンネル「times(タイムス)」を見ると、皆さんの人柄や興味が見えるので、リモートワークでも相手を身近に感じられて面白いです。

奥村:
私は、相手への配慮を大切にする、丁寧な方が多いと感じます。Slackでのやり取りだけでなく、他部署と連携する際の資料にも、相手が理解しやすいような工夫や気遣いが表れていると思います。

また、学ぶことを楽しんでいる方が多い印象です。業務に必要な新しい知識や技術についても、義務感からではなく楽しみながら積極的に吸収し、timesや有志の輪読会を通じて周囲に共有しています。

周りが熱心な分プレッシャーを感じることもありますが、学んだことが実務で役立った時には、「あの時勉強したことがここにつながった」と実感でき、それが次の学びへの意欲にもなっています。

――ギックスならではの特徴を感じた仕組みやエピソードはありますか。

奥村:
感謝を伝える「キャンディ」という仕組みが特徴的です。社内コミュニケーションツールを活用し、「どのような場面で、どのように助けてもらったか」を具体的に書いて感謝を伝えます。

リモートワークでは、ちょっとした「ありがとう」を直接伝える機会が少なくなりがちですが、この仕組みによって、送られた本人に気持ちが伝わるだけでなく、その内容をSlackチャンネルを通じて他のメンバーも見ることができます。
「この人は今こういう仕事をしているのだな」「こういうところで誰かを支えているのだな」と、お互いの業務や人柄の理解が深まる、非常にあたたかい文化だと感じています。

杉本:
私は、timesに心理的安全性の高さが表れていると思います。

業務の話だけでなく、趣味や日常の出来事など、どんなつぶやきを投稿しても周囲がスタンプやコメントで温かく反応してくれます。日頃から自分の発信を受け止めてもらえる安心感があるため、仕事上の質問や相談もしやすくなっていると感じます。

先輩からフィードバックを受ける時も、できていない点だけを指摘されるのではなく、まず工夫したことや良かった点を見つけて言葉にしてくださいます。良いところを認めてもらった上で改善点を教えていただけるため、萎縮せず、次も自分なりに考えて取り組もうと思えます。

――入社前のイメージと比べて、ギャップはありましたか。

杉本:
「ベンチャー企業=評価制度や育成体制があまり整っていない」というイメージを持っていましたが、実際には評価制度や育成体制が明確に設計されており、未経験であっても迷わずに成長していける仕組みがあると感じています。

奥村:
フルリモートという働き方から、仕事以外の交流は少なく、静かな会社なのではないかと思っていました。

ですが実際には、Slackやオンラインミーティングを通じた日常的な交流に加え、クラブ活動などもあります。出社時には、普段あまり関わらない他部署の方とランチへ行くこともありますね。特に私が所属している大阪オフィスでは、日本酒を飲む会やカラオケなど、想像以上に業務外での交流も盛んで、とても楽しく過ごしています。

新しい領域へ踏み出し、できることを広げたい人へ

――お二人から見て、どのような人がギックスに合うと思いますか。

奥村:
相手の立場を考えながら、丁寧にコミュニケーションを取れる人」は、プロジェクトが円滑に進み、良い関係性を築けると感じています。

また、「分からないことを恐れずに積極的に学び、必要に応じて周囲を素直に頼りながら前向きに取り組める人」も、楽しみながら成長を続けられるのではないかと思います。

加えて、自分の役割が細かく決められた環境よりも、「若いうちから幅広い業務に関わり、裁量を持って取り組みたい人」にとっては、ギックスは魅力的だと思います。

杉本:
入社後にCEOから聞いた「コンフォートゾーンを広げていくことが大切だ」という話が心に残っているので、「自分にとって居心地のよい領域だけに留まらず、新しい領域へ踏み出し続けられる人」だと思います。
新しい知識を自発的に学び続け、できることの幅を主体的に広げていけるチャレンジ精神を持った人が、早く成長していけるのではないかと感じています。

――最後に、2028年度の新卒採用でギックスを検討している学生へ、メッセージをお願いします。

奥村:
学生時代の研究内容が、仕事に直接結びついていないように思えても、研究のプロセスを通じて身についた「粘り強く取り組む力」や「筋道を立てて考える力」は、実務の様々な場面で活きると実感しています。

私自身も、元々はデータ分析の経験は全くありませんでしたが、選考活動を通じてその面白さを知り、「やってみたい」という気持ちから入社しました。
少しでも興味があれば、まずはカジュアル面談を受けるなど、一歩を踏み出してみてください。実際に経験してみることで、必ず新しい発見があると思います。

杉本:
ギックスでは、さまざまなバックグラウンドを持つ方が働いています。私自身、最初は「専門外の自分がITやコンサルティングの仕事をできるのだろうか」と不安でしたが、未経験からでもしっかりと成長を支えてくれる環境があります。

当初は就活の選択肢に入れていなかった業界でしたが、話を聞く中で、自分が研究で培ったデータ解析の経験を、ビジネスの課題解決にも生かせるという新たな可能性を知りました。少しでも興味を持ったら、まずは話を聞いてみてほしいです。きっと自身の選択肢の幅が大きく広がると思います。

――ありがとうございました!

皆様がこれまで学んできた領域ではなくても「チャレンジしてみたい!」「興味がある!」という方は、是非ご応募お待ちしております!

ギックスの働き方や考え方について、より詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひご覧ください。

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※記載内容は2026年9月時点のものです。 

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