Others 2014.07.03 08:55 公正さを求める文化に必要となるコストは?|馬場正博の「ご隠居の視点」【寄稿】 最後通牒ゲーム AさんとBさんの前に1万円があります。AさんとBさんはCさんにこの1万円をもらって二人で分けることになったのですが、Cさんは1万円を分けるときの条件を一つつけました。それは1万円をどう分けるかAさんが決...
Others 2014.09.25 09:16 入館後につまらないと分かった映画は最後まで見るべきか?|馬場正博の「ご隠居の視点」【寄稿】 理解しても行動には移しにくい埋没費用(サンクコスト) 埋没コストあるいは埋没費用とは、経済学的には事業に遣った資金の中で事業を止めても回収的できない費用を言います。例えば研究開発で10億円使った結果、成果を出すのが意外と困難だと判った場合...
Others 2014.10.02 11:23 なぜめだかは群れるのか?|馬場正博の「ご隠居の視点」【寄稿】 利己的遺伝子と囚人のジレンマ 池の中でメダカの群れを見ると驚くほど整然と統制のとれた泳ぎ方をしています。何十匹、何百匹のメダカがまとまって泳ぎ、時々一斉に方向を変えるのを見ると、群れを指導するよほど優れたリーダーがいるのではないかと思えて...
Others 2014.10.16 09:13 心の知能指数を計ることはできるのか?|馬場正博の「ご隠居の視点」【寄稿】 EQ(Emotional Quotation)を考える IQ (Intelligent Quotation) に対してEQ (Emotional Quotation)という言葉が使われるようになったのはアメリカの心理学者のダニエル・ゴール...
Others 2014.11.13 09:00 もし誰も嘘をつけなかったら|馬場正博の「ご隠居の視点」【寄稿】 「レモン市場:品質の不確実性と市場のメカニズム」を日常生活から考察する 人は嘘をつきます。インチキな商品を売るため、浮気を隠すため、罪を逃れるため、理由は様々ですが、「嘘は悪いこと」という共通理解があるのに、多くの人は実に頻繁に嘘をつきま...
Others 2014.11.20 09:02 6人と握手をすれば誰とでも知り合いになれる|馬場正博の「ご隠居の視点」【寄稿】 俳優ケビン・ベーコンのベーコン数 まったく知らない同士が、間に何人を介してつながっているか。この問いに対する答えとして、6次の隔たり、つまり平均的には6番目には目標となる人に到達できるという仮説があります。これはいくつか実験が日本を含めて...
Others 2015.01.22 09:12 正規分布を考える 後編|馬場正博の「ご隠居の視点」【寄稿】 標準偏差から新人類を考えてみる オバマ政権で国家経済会議委員長を務めた、ローレンス・H・サマーズは天才的な経済学者としても知られています。サマーズは28歳で史上もっとも若いハーバード大学経済学部教授に就任し、その後クリントン政権で財務副長...
Others 2015.04.02 08:48 ミームから見たネオテニー文化論|馬場正博の「ご隠居の視点」【寄稿】 変化へ適応する為に、高まる文化的ネオテニー度 ミームという言葉にはなじみがない人が多いでしょう。ミームとは、リチャード・ドーキンスが1976年に著した「利己的な遺伝子」の中で、生物の形質を伝える遺伝子と同様に人々が文化を伝える情報の単位に...
Others 2015.05.14 09:01 インダストリー4.0をめぐって|馬場正博の「ご隠居の視点」【寄稿】 インダストリー4.0が目指すのは製造プロセスをERPのようにシステムでつなげてしまおうというもの マルクスの「共産党宣言」の冒頭を真似ると「ドイツに幽霊が出る。インダストリー4.0という幽霊である」とでも言ったら良いでしょうか。インダスト...
Others 2015.06.25 09:02 ビッグクエスションズ宇宙|馬場正博の「ご隠居の視点」【寄稿】 結局は科学的な分析を追及することが宇宙を理解するということ 「ビッグクエスションズ宇宙」は、数学、物理、哲学などをテーマにしたビッグクエスションズシリーズの一つです。本書はビッグクエスションズの言葉通り、「宇宙はどれくらい大きいのか」、「...