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「Tableau(タブロー)」を使ってみた|Tableauのデータ接続の選択

AUTHOR :  花谷 慎太郎

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花谷慎太郎
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Tableauを快適に使うためにデータ接続方法を正しく選択しよう

こちらの記事でご紹介したとおり、Tableauは感覚的に操作でき試行錯誤しながらグラフを作れる、自由度の高いソフトです。今回はTableauで取り扱える4つのファイルを紹介しながら、Tableauをより快適に使うためにどのデータ接続を選択すべきかを説明していきます。

Tableauで保存できるファイル形式

Tableauでは、①twbファイル、②tdsファイル、③tdeファイル、④twbxファイルという4つの種類のファイルを扱います。それぞれのファイルの特徴を説明していきます。

① twbファイル

Tableauで取り扱う基本ファイル形式です。何はともあれ、まずこのファイルは作らないと何も始まりません。ユーザーは意識する必要はないですが、このファイルはXMLで出来ていて、構造定義を持っています。例えば、棒グラフや円グラフかの定義、ディメンジョンやメジャーの定義などなど、すべてのデータ定義はこのファイル内で定義されています。

② tdsファイル (Tableau Data Source)

tdsファイルは、データベースへの接続情報を持っています。言い換えますと、データそのものはもっていない、接続情報のみを持っているファイルになります。Tableauで何かしらのデータに接続したあとに、データ接続のポップアップで、「ライブで接続する」を選択をすると、自動的に作成されるファイルです。

データ接続「ライブで接続」

この形式でデータ接続を作成した場合には、Tableauエンジン側にデータを持たないので、裏ではリアルタイムで接続先へのデータ検索が行われています。接続先のデータが更新されるとリアルタイムでタブロー側のデータも更新されると思っていただいて問題ありません。データ更新が頻繁な場合には、基本的にはこの「ライブで接続する」を選んで、tdsファイルを作っておくほうがよいでしょう。

しかしながら、Tableauの画面への表示速度、すなわちデータ処理のサクサク感は、接続先からの応答速度に依存します。ですので、接続先のデータが非常に大きい場合や、接続先に対して複雑な問い合わせをしているような場合には、急にTableauの処理速度が遅くなり、いらいらすることになります。処理速度が遅くなって耐えれない場合には次に紹介するtdeファイルを作成して、サクサク感を取り戻しましょう。

③ tdeファイル (Tableau Data Extract)

Extractとは文字通り抽出の意味で、tde形式では、実データを接続先ではなく、Tableauエンジン側に持ってくることになります。データ接続した後のデータ接続のポップアップで、『すべてのデータをインポートする』を選択すると自動的に作成されているファイルです。

データ接続「データをインポート」

データをインポートすると、Tableauエンジン側にデータを持っているため、Tableauの処理速度が速くなります。これで大抵の場合、サクサクとストレスなく処理することができます。

しかしながら、Tableauエンジンにデータを持ってきた時点で、接続先とのデータ連携は切れています。接続先のデータが更新された場合には、tdeのリフレッシュ処理(=接続先との同期処理)が必要になります。データ更新頻度が多い場合には、都度都度リフレッシュする必要があり煩わしくなるというデメリットは出てきます。

このように、tds形式とtde形式、すなわち、データ接続でいうところの『ライブで接続』と「すべてのデータをインポートする』は、”データの自動更新”と”Tableau上のデータ処理速度”のトレードオフの関係になっていますので、皆様がTableauを使われる環境およびTableauに求める要件にあわせて適切なほうを接続を選んでください。

④ twbxファイル

最後に、Tableauには、もう一つファイル形式があります。それがtwbxファイルです。これはTableauパッケージワークブックで、構造的にはtwb、tds、tdeの情報をzip圧縮したものです。用途としては、異なるPCでタブローのファイルを見たいという場合に、データおよびデータ定義をそのまま、まるっとすべて移管することができます。また、このファイル形式で保存すると、無料でインストールできるTableau Readerでもファイルの内容を見ることができる。

分析者がTableau Desktopで作成したTableau Reportを他のスタッフに展開する際には、twbxファイルで保存したファイルを、スタッフのPCにダウンロードしたTableau Readerで読むという形が一番安く展開できる方法になります。PDFファイルのPDF writerとPDF readerの関係と同じですね。

以上、本日はTableauで扱えるファイル形式の紹介でした。

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