国勢調査編(3)~人口等基本集計に関する集計 その2~|統計データ徹底解剖

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本記事は、株式会社ギックスの運営していた分析情報サイト graffe/グラーフ より移設されました(2019/7/1)

国勢調査第4表と第5表は「配偶関係」と「世帯規模」

統計データ徹底解剖シリーズ、国勢調査編。前回に引き続き、国勢調査の「人口等基本集計に関する集計」にまつわる項目について解説していきます。

第4表 配偶関係,男女別15歳以上人口

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注意すべきポイントは、第4表の解答対象が15歳以上のため、「総数(配偶関係)」に15歳未満の人口は含まれていないということです。ですので同様に、「未婚」の人口にも15歳未満の人口が含まれていません。「離別」は離婚などの理由からパートナーと離別して独身であることを意味します。

第5表 世帯の種類,世帯人員別一般世帯数,一般世帯人員,1世帯当たり人員,施設等の世帯数及び施設等の世帯人員

統計データ5
第5表を見る上で知っておかなければならない知識として、「一般世帯」と「施設等の世帯」の違いがあります。学校の寮や寄宿舎、病院、社会施設、自衛隊営舎など集団で一つの施設に居住していたり、船舶など住所のないところで居住していたりする世帯を「施設等の世帯」として扱い、それ以外の世帯を「一般世帯」として扱っています。さらに注意すべきなのは、「施設等の世帯」はそれぞれの施設の「棟単位」が1世帯とみなされるということです(「一般世帯」はアパートなどで同一の棟にあっても、それぞれの部屋で1世帯としてみなされます)。この「施設等の世帯」の特性を考慮せずに1世帯あたりの人口を算出してしまうと、1世帯あたり人口が異常に高い地域が、特に山間地帯などで出現してしまうことになります。

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