言いたいことのための道筋をたてよう|データの集め方と整理の仕方(4)

AUTHOR :   ギックス

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本記事は、株式会社ギックスの運営していた分析情報サイト graffe/グラーフ より移設されました(2019/7/1)

どうすれば「言いたいこと」にたどり着けるか

前回、データを集めて整理して、「何かを言う」のは大きく次の3パターンがあるとお話ししました。

  1. 全体観を知りたい
  2. 仮説を立案する
  3. 仮説を検証する

今回は、まずは何を言おうとしているのかが分かった、次に何をしていけばいいのかをお話しします。

まずは、項目を洗い出そう

上記3パターンからまずは何をしたいのかが決まったら、いきなりデータ収集に取り掛かるのではなく、どのようなデータをどこから取ってきて、どう整理するかを紙に実際に手で書いてみるところから始めてみましょう。まずは理想として、「ここまでデータがそろったら、言いたいことは完璧に説明できる」となるほどの範囲をすべて書きだします。

妥協プランを立てておく

しかし、時間や費用の制限がある中、代替しなければならないデータや諦めなければならないデータなどあるはずです。その時には、「それは本当に言いたいことにとって重要なのか」を繰り返し考えることで、最適な行動が導き出されることでしょう。目的を達成する為にも、最初に決めた行動に固執することなく柔軟な発想でデータ収集の軌道変更を恐れることなく、データを収集しましょう。
最初に考えた言いたいことを言うための項目が集まれば、それでひとつの価値なのです。(それ以上は必要がないのかも知れません)

調査は終わりがないことを知っておく

データを集め始めると感じることは、「もっと良いデータがあるのではないか」「まだ見つかっていないが、どこかにあるのではないか」などとデータの森に迷い込んでしまうこともよくあります。実際に世界中の情報を調べ上げれば、どこかから見つかるのかも知れません。中学校時代に学んだ数学の証明問題の「あることを証明するには、それを見つければいいが、ないことを証明することは難しい」と同じです。
しかしながら、ビジネスの世界では限られた時間の中で、結果を出していかなければなりませんので、クイックに調査して見つかったデータをベースに、残りの許された時間でより良いデータを探すなど、データ収集の段取りを整えることが重要です。
 
さて、次回は、上記でも少し触れた「実際にデータ収集を始めた時に陥りがちな失敗例」を挙げながら、上手にデータを集めてくる方法についてお話しします。
(次回に続く)

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