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ギックスの本棚/AERA(アエラ) 2014年11月3日号|ほぼ日×アエラ プロジェクト「40歳は、惑う。」

AUTHOR :  田中 耕比古

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田中 耕比古
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惑星だって、惑ってるわけだしさ。

AERA (アエラ) 2014年 11/3号 [雑誌]

どうもこんにちは。40歳になったら二度目の成人式を開催しようと企画してるのですが、最初に声をかけた友人に「大人になれよ」と突っ込まれて意気消沈している僕です。

さて、本日は、そんな僕にぴったりな特集「40歳は、惑う。 ほぼ日×アエラ プロジェクト」をご紹介します。

40は不惑か。

皆様ご存知の事かと思いますが、「40にして惑わず」=「不惑」というのは、孔子の言葉がもととなっています。

吾十有五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑はず。五十にして天命を知る。六十にして耳順ふ。七十にして心の欲する所に従いて、矩(のり)を踰(こ)えず。

出所:wikipedia

現代語に訳すと(適当ですが)

「15歳で学問を学ぼうと志した。30歳の時に一定の立場を確立した。40歳になると迷いが無くなった。50歳になって天が命ずるところを理解した。60歳になると人のいう事を素直に聞き入れることができるようになった。そして、70歳になり、自分の心の思うままに振る舞っても、道を外れることがなくなった。」

という感じになると思います。

ここで孔子が語っているのは、「40歳」というのは、自分が進むべき道が見えてきて、そこに向かって邁進しよう、と思えるタイミングなんだろうなと思うのです。

翻って現実世界で、僕の周りの40代を眺めた時、どう考えても「不惑」なんて域に達していません。誰も彼もが惑いまくってます。なんなら50歳くらいでも、達観はしてるけど、生き方は惑いまくってる人とかもいっぱいいます。

そして、僕自身、今年37歳。後3年で、不惑だなんて言えるとは思えません。

まぁ、でもさ。俺たち別に「孔子」じゃないしね

ただ、この台詞を言っているのは、あの「孔子」です。そして、彼が「吾(われ)」という主語で語っているということは「超すごい人が、自分の半生を振り返って発言してる」ということです。

そう思うと、僕たちみたいな凡人は、迷っていて当然なんじゃないか、と思うわけですね。

AERA×ほぼ日の語る40歳

本日ご紹介するAERA 11/3号にでてくる40代は迷いまくっているように見えます。

ただ、一つだけ言えるのは、彼らは皆、これまでのガムシャラからの脱却、や、自分ルールの徹底、という「自分らしさ」に対する一定の自信とプライドを持っているな、ということです。

例えば、宮沢りえさん(41歳)は、

40歳くらいから、周りからはキャリアがあるように見られるじゃないですか。でも実はそんなものは無く、まだまだ新し引きだしを探すために苦悩しています。(中略)できるフリをするよりは、できないと知ってもらって、もがきたい。

と言っています。確立された「キャリア」は無いが、「もがく」というルールを課しているように思えます。また、米倉良子さん(39歳)も、

不惑の反対って・・・『惑う』ですか?であれば、私はそっちです。(中略)現段階での私は「死ぬまで不惑はこない」と思うほど。10年前、私は『10年後の目標は無い』と言っていました。いまも、目指す姿は模索中です。でも、やりたいと思うことはやってきた。私にあるのは、その自信だけです。

と述べています。答えは無いけれど、自分の選択には自信がある。だから、そのやってきたことを今後も続ける。

これって、実は「迷ってはいない」んですよね。答えは知らないけど、プロセスは明確、という感じでしょうか。(だから、意図的に「惑う」というよくわからない表現を使っているのかもしれません)

オッサンよ、大志を抱け

結局のところ、重要なのは「自分ルール」です。「コダワリ」です。

先週から連載形式で書き始めた「プロ論 by GiXo」でも、プロとはコダワリだ、と主張していますが、そういう「コダワリ」が持てるようになるのが重要なのかなと思います。

そして、それはたゆまぬ努力と挑戦を意味します。成長を目指して、挑戦し続ける。そういうのがプロです。

このAERAの特集を読んだ直後に、たまたま、本屋さんで「天職」という本をみつけました。また、近々、ギックスの本棚でご紹介しますが、この本は、秋元康さんと、鈴木おさむさんの仕事観に関する対談です。この本の中でも、「40代は楽して流そうと思えば流せるが、それをやると50代で後悔する」というようなことが書かれています。

結局のところ、ゴールをどこに設定し、それにむけてどのくらい頑張るか、ということが全てなんですよね。きっと。

やはり、僕たちは「大志を抱き続けるオッサン」であり続けたいなと思いますね。

40歳になるということはどういうことなのか。

最初の20年は親の脛をかじって生きてました。そして、次の20年で何とか独り立ちできるようになりました。

一回目の成人式は、親への感謝表明と経済的自立のキッカケだったように思います。だから、二度目の成人式では、仕事で鍛えてくれた皆さんへの感謝と、結婚し子を持って初めてわかる親の愛の有り難みへの感謝を改めて表明するとともに、ここまで頑張ってきた自分自身が、今後も継続して頑張っていくようにエールを送りたい。

次の20年。三度目の区切りは還暦です。そこまでの20年をどう生きるか?ちゃんと自分たちと向き合う機会を設けたい。

というわけで、僕は40歳になったら、「迷わずに」2度目の成人式を行おうと思う次第です。はい。(それが惑ってるんだよ、というご指摘は、甘んじて受けましょうかね。(笑))

AERA (アエラ) 2014年 11/3号 [雑誌]
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