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人事に聞く。ギックスの働きやすい環境づくりの裏側にある思い

AUTHOR :   ギックス

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社員が働きやすい仕組み・環境づくりにこだわるギックス。新型コロナウイルスの影響でリモートワークがメインの働き方に切り替わってからも、ルール作りや社内コミュニケーションの活性化など様々な取り組みを行ってきました。

今回は、その陣頭指揮をとってきた総務人事部長の郷(ごう)にインタビュー。大阪オフィス立ち上げのタイミングにジョインして以降、ギックスらしいワークスタイルの確立にコミットしています。全員がリモートワークできる現在の働き方や、その中で行われてきた取り組みなどについて聞きました。

「オリンピックのマーケティングより魅力的に映った」ギックスにジョインした理由

ーまずはギックスにジョインした経緯を聞かせてください。

前職はスポーツ系のメーカーでマーケティングをしていました。東京オリンピックに向けて、マーケティングに携わるために入社したのですが、開催前に代表の網野に誘われて。

大阪在住の私に「大阪オフィスを立ち上げるからうちに来ないか」と声がかかり、悩んだ結果、2019年にジョインすることを決めました。網野が代表を務める組織で新しいオフィスの立ち上げに携わるのは、4年に1度は開催されるオリンピックに関わるより、貴重な経験になると思ったんです。2022年4月現在の大阪オフィスは、私を含め6名の組織になっています。

ー網野さんとは以前から知り合いだったのですね。

以前勤めていた会社でギックスから提案を受け、代表の網野と一緒に仕事をしたことがあって。とても優秀な方だと印象に残っていて、彼が立ち上げた会社の転換期に携われるのは大きなチャンスだと思いました。

それまでマーケターとしてキャリアを積んできたのですが、初めてバックオフィス業務をするという点でも大きなチャレンジでしたね。

ーバックオフィスは未経験だったのですね。ギックスでは当初どのような業務をしていたのですか?

経理以外のバックオフィス業務全般です。当時はまだ総務・人事部門などの組織も整備されていなかったので、ゼロから調べて少しずつバックオフィスの運用を整えていきました。

時には入社される方と取り交わす契約書を作るために法務も学びましたし、ITインフラの選定など情報システム部のような仕事をすることもありました。このように幅広い業務を担当していた管理部門を「人事面」「財務面」に分けたタイミングで、人事面を管轄する「総務人事部長」という役職に就きました。

今でも初めて取り組む業務は多々ありますが、社員に働きやすい環境を提供するため、チャレンジを続けています。

段階的にリモートワークにシフト。コロナ禍でスムーズに働き方を変えられた背景

ー社員が働きやすくなる仕組み作りを担っているのですね。ギックスの働き方には、どのような特徴がありますか?

大きく分けると3つあります。1つめが「場所・時間帯を選べる勤務形態」、2つめが「働く環境・設備の支援」、3つめが「全社を巻き込むオンボーディング」です。

ー1つめの「場所・時間帯を選べる勤務形態」とはどのようなものでしょうか?

ギックスでは「フルフレックスタイム制度」と「選択的フルリモートワーク」を採用して、時間や場所に縛られない働き方を可能にしています。通常、フレックスタイムを導入する企業では、1日のうち必ず働かなくてはいけない「コアタイム」を設定しますが、ギックスではそれを撤廃しました。

営業日が20日の月であれば「1日8時間×20日(営業日数)=当月の所定労働時間」の計算で「月に160時間」稼働すれば良い決まりになっています。またコロナ禍を機に、以前より議論のあったリモートワークを本格化。いつ、どこで働いても良い仕組みを整えました。

このように自由な働き方を実現するために、管理側の仕組みも整えています。例えば勤怠ログやPC稼働ログなどを記録・見える化することで、サービス残業や違法な長時間労働が起きないよう努めています。

ーリモートワークを本格化するために、新たに導入したことはありますか?

もともと部分的にリモートワークは認めており、コミュニケーションツールやセキュリティ環境やルールなどは整えていたので、新しいツールの導入は不要でした。ただ、全員でリモートワークをするのは初めてでしたので、リモートワークにおける情報の取扱いに関するルール作りや、セキュリティ教育は徹底しましたね。

郷 沙央里(ごう・さおり)総務人事部長総合通販企業、海外アパレルメーカー、総合スポーツメーカーを経て、大阪オフィスの立ち上げおよびバックオフィス担当として2019年当社に入社。管理本部の設立に伴い現職。

とはいえ、以前から東京・大阪それぞれのオフィスで働くメンバーが、同じプロジェクトにアサインされることも珍しくなく、離れた場所で働くことにも抵抗はありませんでした。コロナ禍以前から東京オフィスと大阪オフィスをずっとZoomで繋げながら仕事をしていた経験などもあり、スムーズにリモートワークに切り替えられたと思います。

ー今はどんな働き方をしているのでしょうか。

多くのメンバーが在宅で働いています。現在の当社は「出社しても在宅でもよい」というスタンスなので、在宅よりも出社した方が働きやすいという1〜2割のメンバーが頻度高く出社しています。

「必要備品の貸し出し」「全メンバーとのオンライン顔合わせ」リモートワーク下でも安心して働ける取り組みの数々

ー2つめの「働く環境・設備の支援」について、働き方を充実させるために、会社として取り組んでいることがあれば教えて下さい。

仕事をする上で必要なものは柔軟に要望を受け付け、できる限り会社から貸し出すようにしています。リモートワークが本格化してから、特に多いのがディスプレイの貸与です。オフィスでは1人につき2つのディスプレイを貸与しているので、在宅になってディスプレイが1つだと仕事がしづらいという声がありました。また業務効率が上がるなどの理由から、希望のマウスを会社経費で購入可能にしているケースもあります。これらに限らず、メンバーから希望があり、必要と会社が判断したものは会社で購入・貸与するなど、様々な声に応えて仕事に集中できる環境を作るようにしています。

ーそのほかにも、支援を行っていることはありますか?

仕事に必要な書籍や研修、勉強会などは会社が費用を負担しています。もっと勉強したい、できるようになりたい、という意欲を応援するためです。

過去には海外のカンファレンスへ参加するため、航空券や宿泊費用、参加費も会社が負担したことがあります。学ぶことによる効果やそれに伴うアウトプットを示していただければ、基本的には全て応援する方針です。

ーリモートワークになってから入社した方もいると思いますが、3つめの「全社を巻き込むオンボーディング」に関する取り組みについても教えて下さい。

リモートワークが定常化してから入社した方も多いので、新しく入った方には「GiXo Tube(ギックスチューブ)」という企画に参加いただき、メンバー間のコミュニケーション活性化を図っています。

ーGiXo Tube?

社内のノウハウを蓄積・共有することを目的に、週に一度メンバー1、2名にお願いして30分ほどのプレゼンをしてもらい、それをオンライン配信しています。基本的には半期ごとに、バックオフィスのメンバーも含め1人につき1度は登壇してもらうペースです。

バーカウンターと呼ばれるドリンクを備えたキッチンスペースが配信会場となることが多く、現地で聞くもよし、配信を見るもよしのイベントです。実は開始から約2年が経過し、2022年4月26日に記念すべき50回目の配信を予定しています。

ギックスのバーカウンター。しばしば「GiXo Tube」の会場となる。

日々の業務の中では様々な知見を得られますが、それを伝える機会はなかなかありません。これらを社内で共有するための取り組みであり、参加できなかった人のために動画もアーカイブしています。

登壇するメンバーに対しては、負担をかけないことを意識しています。内容は必ずしも業務に関係なくても、企画のために新たな知識を取り入れる必要もなく、自分がもともと知っていることを話してもらっています。

ー参加者からの反応はいかがですか?

過去実施したアンケートでは「勉強になった」という声が多いです。例えば経理部の部長が「決算書の読み方」というテーマで話した時は、予想に反して多くのメンバーが参加してくれました。「苦手意識があったけどもっと勉強したくなった」「お客様の決算書も意識して見るようにしたい」という声も上がり、小規模に始めたイベントにも関わらず反響が大きく、嬉しい驚きでした。

他にも「今携わっているプロジェクトの歴史」をテーマにした回では、プロジェクトに途中から参画したメンバーから「仕事への思い入れが深まった」という感想が出てくるなど、思ってもみなかったような副次的なメリットがたくさんあり、やってみてよかったと思っています。

チャレンジを楽しめるギックスだからこそ「深く考え行動できる人」と働きたい

ーギックスの「人事」として働くやりがいを聞かせてください

事業本部と連携しながら、自分たちが理想としている組織に近づけている実感を得られることです。各リーダーたちと「どういう組織を目指すべきか」について話しながら、それを組織づくりに落とし込んでいます。

単純に組織を大きくする、働きやすい環境を作るという短期的な視点だけでなく、長期的な目標から逆算して採用・育成の戦略を作っていくのはとてもやりがいを感じますね。まだ理想とする組織には程遠いですが、一歩一歩自分たちが目標とする組織に近づけていければと思います。

ー採用フローで工夫していることがあれば教えて下さい。

求職者の方には、比較的面接の回数が多く感じられるかもしれません。というのも、時間をかけて自分たちのことを知っていただきたいからです。会社のWEBサイトで伝えられることは限られているため、最初の面接では主に私たちの掲げるパーパスや取組み、提供しているサービス、社員の働き方などを資料を使ってお伝えしています。

細かい採用フローは職種によっても異なりますし、今後も改善を続けていかなければなりません。ただし、入社してから「思っていたのと違った」とお互いにならないように、丁寧にすり合わせできる採用フローにしたいと思っています。

ーどんな方がギックスにフィットすると思いますか?

やりがいや知的好奇心に突き動かされ、自由な発想で前進していける人です。その中でも独立して動くのではなく、他者を尊重してチームプレイができる方は、よりマッチしやすいのではないでしょうか。

私たちはスタートアップなので、大企業に比べればまだ環境が整ってはいません。そのような中で、どうしたら働きやすい環境ができるか、どうすればチームの協力を仰げるか、大事な業務に時間を割くことができるかなど、自分の発想をもとに動ける方はギックスでの仕事を楽しめるのではないでしょうか。実際に今のメンバーは働き方に対して、積極的に意見をくれる方が多いです。

加えて深く思考し、それを実行に移すのが好きな方。私たちの仕事はどの部署やプロジェクトであれ、深く考えることが求められます。データアナリストなら数字をみて仮説を立てなければいけませんし、エンジニアなら貪欲に技術を学び続けなければいけません。その過程を楽しめる人はギックスの仕事に向いていると思います。

ー最後にギックスに興味を持った方へのメッセージをお願いします。

ギックスには、さまざまなバックグラウンドを持つメンバーが集まっています。営業職・研究職・品質管理職からアナリストへ転向したり、私のようにマーケティング畑から管理部門に携わったりとそれまでのキャリアだけに左右されない環境です。

また業務においても、手を挙げる人を応援する文化が根付いています。私が小規模に始めたGiXo Tube企画も、開始当初からさまざまなメンバーがフィードバックや感想をくれたおかげでブラッシュアップでき、今では全社員が参加してくれる企画になりました。

今後も会社としてチャレンジを続けていきますし、一緒にチャレンジしてくれる仲間も募集しています。好奇心が強く、チャレンジ精神旺盛な方は楽しく働ける環境ですので、ぜひ気軽に話を聞きに来ていただきたいです。

※本記事は、2021年11月のインタビュー時の情報をもとに再構成したものです。

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