Others 2014.10.02 11:23 なぜめだかは群れるのか?|馬場正博の「ご隠居の視点」【寄稿】 利己的遺伝子と囚人のジレンマ 池の中でメダカの群れを見ると驚くほど整然と統制のとれた泳ぎ方をしています。何十匹、何百匹のメダカがまとまって泳ぎ、時々一斉に方向を変えるのを見ると、群れを指導するよほど優れたリーダーがいるのではないかと思えて...
Others 2014.10.09 09:06 どうして会社はバカばかりなのか?|馬場正博の「ご隠居の視点」【寄稿】 「ピーターの法則」と「パーキンソンの法則」からみた企業弱体化の法則 最初にお断りしておきますが、このブログ記事は決して「うちの社長には先見性がない」とか「部長は決断力が全然ダメ」とかいつも言っている人達に同調するものではありません。上司は...
Others 2014.10.16 09:13 心の知能指数を計ることはできるのか?|馬場正博の「ご隠居の視点」【寄稿】 EQ(Emotional Quotation)を考える IQ (Intelligent Quotation) に対してEQ (Emotional Quotation)という言葉が使われるようになったのはアメリカの心理学者のダニエル・ゴール...
Others 2014.11.13 09:00 もし誰も嘘をつけなかったら|馬場正博の「ご隠居の視点」【寄稿】 「レモン市場:品質の不確実性と市場のメカニズム」を日常生活から考察する 人は嘘をつきます。インチキな商品を売るため、浮気を隠すため、罪を逃れるため、理由は様々ですが、「嘘は悪いこと」という共通理解があるのに、多くの人は実に頻繁に嘘をつきま...
Others 2015.01.15 08:57 正規分布を考える 前編|馬場正博の「ご隠居の視点」【寄稿】 正規分布は万能なわけではない 偏差値は受験を経験した人は嫌と言うほど付き合わされた言葉です。大学は偏差値でランク付けされ、受験者は自分の偏差値との差に悩みます。しかし「偏差値とは何か」と聞かれてきちんと答えられる人はそれほど多くはないかも...
Others 2015.01.22 09:12 正規分布を考える 後編|馬場正博の「ご隠居の視点」【寄稿】 標準偏差から新人類を考えてみる オバマ政権で国家経済会議委員長を務めた、ローレンス・H・サマーズは天才的な経済学者としても知られています。サマーズは28歳で史上もっとも若いハーバード大学経済学部教授に就任し、その後クリントン政権で財務副長...
Others 2015.04.02 08:48 ミームから見たネオテニー文化論|馬場正博の「ご隠居の視点」【寄稿】 変化へ適応する為に、高まる文化的ネオテニー度 ミームという言葉にはなじみがない人が多いでしょう。ミームとは、リチャード・ドーキンスが1976年に著した「利己的な遺伝子」の中で、生物の形質を伝える遺伝子と同様に人々が文化を伝える情報の単位に...
Others 2015.04.30 09:05 メビウスの輪|馬場正博の「ご隠居の視点」【寄稿】 裏表がなくなる性質を生かしたアイデア発想は可能か? 長い長方形の形をしたテープの両端を貼り合わせると輪になりますが、その時テープを半回転、180度分ねじって表側と裏側を貼り付ける、輪は表と裏がなくなってしまいます。これは、18世紀に発見し...
Others 2015.06.18 08:59 癌で死ぬのはそれほど悪くない|馬場正博の「ご隠居の視点」【寄稿】 行動経済学的な観点から見た病気の捉え方 あまり縁起の良い話ではありませんが、数年前の年末から年始にかけて立て続けに知人と親戚に亡くなる人がいて、どちらも葬儀への参列から焼き場まで行くことになりました。亡くなった知人は70前の男性。1年ほど...
Others 2016.02.25 09:02 核家族から家族法人へ|馬場正博の「ご隠居の視点」 核家族の失敗 戦前の社会制度は家が基本でした。家父長の権限は大きく、結婚を自分の意志で決めるのは不道徳とさえ考えられていました。家の存続は義務であり、娘しかいない家は婿養子を取って家を存続させることを求められました。家制度からの自由は、戦...