2026年はAI-Informed元年
2026年も2/3ほど過ぎた頃に、「2026年はAI-Informed元年だ」とか言うと、なにをとち狂ったことを思う方もいるかもしれませんが、弊社ギックスは6月決算のため7月が新年度なのです。まだまだ新年度です。ご容赦ください。
さて、AI-Informed元年とは何か、と言いますと、要するに「AIのアウトプットを、人間がインプットとして用いて、判断を高度化するフェーズが本格的に始まった」ということを意味しています。
AIを使う、特に、生成AIを使うということについては、既に、一般的な所作になったと言っても過言ではないでしょう。多くの人が「ChatGPTに聞いてみた」とか「Geminiに調べさせた結果です」とか「Copilotで作ったパワポです」とかそういう話をしています。
そもそも、Google検索で何か質問すると「AIによる概要」というものが最初に表示され、「もっと見る」を押下すると、そのまま対話形式でAIと会話しながら調べ物を行うことができます。
いうまでもなく、Claude CodeやGitHub Copilotなどをコーディング支援に活用している人も少なくありませんし、NotionやSlackなどの社内コミュニケーションツールにもAIが組み込まれています。SNSのX(旧Twitter)にもGrokが組み込まれていますから、使ったことがあるという人も非常に多いのではないでしょうか。
このように、いわゆるIT色の強い専門的な仕事をしているか否かに関わらずあらゆる人の日々の業務の中にAIが浸透し、もはや、「普通の人」もAIと無縁ではいられなくなったのが2026年の現在地点なのではないでしょうか。
AIを「金棒」にするために
「鬼に金棒」という言葉は、みなさんご存じの通り、「強い鬼が、金棒という強い武器を持てば、そりゃ最強じゃん」という意味です。
では、「人にAI」とは何か。
それはつまり「人間が、AIという強力な武器を使いこなせば、最強になれる」ということです。
反対に言えば、我々人間がAIに使われてはいけません。AIはツールであり、伴走者です。AIが人と同じように「責任」を背負ってくれることは、少なくとも現時点では起こり得ません。
もちろん、AIに任せるべき仕事は任せてしまえばよいのですが、「AIが勝手に働いてくれる」というのは幻想です。
AIを、どのように業務に組み込んでいくのかを設計するのは人間です。
AIが出してきたアウトプットを読み解き、理解して、自らの思考を研ぎ澄まし、適切な判断を行い、より良いアウトカム(成果)を生み出すのは人間の仕事です。
AIに判断させるのではなく、AIをうまく使って人間が判断する。それがAI-Informedです。
そして、まさにそれこそが、AIを「金棒」として活用するということなのです。
ギックスは、AIを使って人間を強化します
私たちギックスは、データのチカラを用いて、人間の思考力を高め、より良い判断を行うことを目指してきました。それが、当社のパーパスである「あらゆる判断を、Data-Informedに。」の意味するところです。
ここに、AI、とりわけ生成AIが組み込まれました。
ギックスは創業以来、データ分析(アナリティクス)と戦略コンサルティングを組み合わせて、クライアント企業を強化することを目指してきました。言い換えると、統計的手法と人間の思考力・判断力の組み合わせです。その領域に生成AIが組み込まれたことで「データを用いる」ということに、新たな幅が生まれました。
AIによって、人間が強化される。AIがデータ利活用の伴走者となり、人間を支援してくれることで、人間がより早く、より深く考えられるようになります。そして、その結果、高度な判断、より良い判断が可能となるのです。
AIという強力な武器を効果的に使うことで、ギックス社員を強化し、また、クライアントを強化する。それがギックスのビジネス・コンセプトです。
AIを、一過性の便利なおもちゃとして扱うのではなく、人間が強くなるための有効なツールとして活用する。それが、ギックスの当面の活動目標になります。
生成AIがブームになる以前から、ギックスは、deep learningをはじめとする機械学習技術に積極的に取り組んできました。当時から、それらを「AI」と呼ぶ人も多くいましたが、いわゆるAIの定義である「人間と同様・同等の知能を期待する」というレベルでの業務利用は、当時は現実的ではありませんでしたので、ギックスでは「AI」と呼ばずに、敢えて「機械学習」という言葉を用いていました。
しかしながら、いま、まさにAIと呼ぶにふさわしいものが登場しました。(もちろん、Transformerが「知能」なのかとか「思考」しているのかというと、そういうわけでもないのですが)
これをうまく使い、人が強化されることは、Data-Informedを加速させてくれます。AIの活用によって、「あらゆる判断を、Data-Informedに。」の実現に一歩近づくのです。
10年後、いや、5年後には、世界の状況は大きく変わっているかもしれません。
ギックスは、世界がより良い方向に変化するために、AIのチカラを用いて、人間を強化していきます。
鬼にとっての金棒のように、我々人間はAIという武器を持つのです。強大な道具に振り回されることのないように、我々自身の力を鍛えていきましょう。
※記載内容は2026年8月時点のものです。








