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ギックスって何してる会社なの?

AUTHOR :   ギックス

私たちは、Data-Informed屋さん、です(!?)

ギックスは、何をしている会社なんですか?と聞かれることがあります。とりわけ、マザーズ(現グロース)に上場してからは、より多くの方に社名を知っていただく機会が増えたため、この質問をいただくことも多くなりました。

当社の公式見解として最初にお伝えすべきは「Data-Informed(データインフォームド)を売っています」「DI屋さんです」ということになるのですが、当然ながら、まだまだ DI/Data-Informedという言葉の認知も高くない状況ですので、「まったくわからん」というご指摘につながります。

では、具体的にどういうサービスを提供しているのか?という所に踏み込むと、私たちは、データ分析とか、コンサルティングとか、そういう領域の仕事をしている会社です。ただ、その説明をする際にも同じような事業領域の会社さんたち(必ずしも競合企業とは考えていません)と「何が違うのか」「どういう差別性があるのか」ということを一所懸命に説明しようとしてきました。

しかしながら、「ギックスはいったい何をしている会社なのか?」というご質問にしっかり向き合うのであれば、そもそも「データ分析とか、コンサルティングって、どういう仕事なの?」というベースの部分を、もっともっとちゃんとご説明していくべきなんじゃないか?とようやく気付きました。

そんなわけで、本日は「ギックスは、何をしている会社なのか」というところを、しっかりご紹介していきたいと思います。どうぞお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

戦略コンサルティング=クライアントの成長を後押しするお仕事

ギックスの中核となる事業は「コンサルティング」です。

特に、戦略コンサルティングと呼ばれる「クライアントの成長を後押しする仕事」の側面が色濃くでています。いかにして、クライアント企業の売上を伸ばすか、利益を増やすか、そういうことを、クライアントと一緒に考えていくお仕事です。

私たちは「データ分析」を事業の特徴の一つとして掲げていますが、「どうやってデータを使うか」などの、いわゆるデータ活用コンサルティングの領域よりも、「データをどう使えば、クライアント企業が成長できるか」という戦略コンサルティングの領域を、主に担当しています。

私たちの目的は、データを使うことではありません。データを使って、クライアント企業の競争力を強化し、成長を加速させることです。

私たちは、クライアント企業と共にチームを編成し、どうすれば、その企業が抱えている課題を解決できるか、を一緒に考えていきます。その「考える」という部分が、私たちの価値です。

データや機械学習(AI)は、そのための道具です。私たちは、データや機械学習を用いて、しっかりと深く考え、また、クライアントにもお考えいただくことに注力しています。

データ分析=データでコンサルティングを強化する

とはいえ、ただ「考えましょう」と言っても、どうすればよいのでしょうか。なかなか難しいのが実情です。

そこで、私たちは「データ」を使います。データによって「過去何が起きていたのか」、「現在どういう状況なのか」そして、「この先にどんなことが起こりそうなのか」、そういったことを明らかにしていきます。

データを統合・集計して可視化するだけで、見えてくることも多くあります。「知っていたつもり」から脱却して、「知っている」になれることに、驚きの声を口にするクライアントもたくさんいらっしゃいます。

さらに、統計処理を加えたり、機械学習を用いたりすることで、人間の思い込みとは異なる結果、これまで意識していなかった新しい発見の「種」を見出せることもあります。

こうしたものを見て、私たちがしっかりと「何が起こっているのか」「何が起こりそうか」を考えることで、クライアントとの深い議論が可能になります。また、同じデータを、業務知識が豊富なクライアントが見ることで、私たちとはまったく異なる観点からの発見や気づきを得ることもあります。

「データ」という武器を、私たちも、クライアントも、まったく同じように使うことにより、事業成長、利益増進のために何を為すべきかを見出していくことが可能となります。

この「データによって、より深く考えられる」ということを、「Data-Informed(データインフォームド)」と私たちは呼んでいます。すなわち、データによって、情報を与えられた状態です。何もないところから想像、空想をするのではなく、データという事実(Fact)を見て、何かを発見(Findings)し、示唆(Insight)を得る。そういうことを推進しています。

クライアントのビヘイビア(ふるまい)を変革したい

私たちは、こうしたプロジェクトを通じて、クライアントのビヘイビアを変革しようとしています。

ビヘイビア(behavior)は、ふるまい、と翻訳されますが、要するに「リアルな行動」です。

これまで、データを使って考えるということをしてこなかった人、あるいは、うまくできていなかった人が、「データ ”も” 使って考えられるようになる」。これが、私たちが目指す、ビヘイビアの変化です。

そのためには、考えるための材料として、適切な形で情報をお渡しする必要があります。ここが、私たちが、非常に得意とするところです。戦略コンサルティングの考え方がベースにあり、また、どのように考えて課題に立ち向かっていくべきかという思想があります。

私たちは、クライアントが「データ ”も” 使って、より深く考える」ようになっていくことを目指します。そして、そのムーブメントが、日本中、世界中に広がっていくことを強く願っています。

あらゆる判断を、Data-Informedに。

これが、私たちのパーパスです。ありとあらゆる「判断」がデータによって補強される。データ ”も” 用いて、論理的に考えて、合理的に判断する。そういう社会を目指しています。

いかがでしょうか。私たちが、何をしている会社なのか、イメージを持っていただくことができましたでしょうか。

明日からは、私たちの提供サービスの内容について触れていきたいと思います。引き続き、お読みいただければ幸いです。

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