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DIコンサルティング:”高速試行錯誤”で思考精度を高める

AUTHOR :   ギックス

DIサービス その1:DIコンサルティング

当社のサービスは、DIコンサルティング、DIプラットフォーム、DIプロダクトの3つに分けられます。

本日は、DIコンサルティングについてご紹介します。

DIコンサルティングは、DIになるための伴走サービス

私たちの目指すところが、クライアントのDI化(DIなビヘイビアへの変革)であることは、前回お伝えした通りです。

DIコンサルティングは、その「DI化=DIになっていく」ところをご支援します。その支援方法は「伴走」です。

私たちは、クライアントのとなりで、「データ ”も” 用いて考える」ための材料となる分析結果をお渡しし、その内容を共に吟味することで、その会社、その組織に適した「考え方」「やり方」を模索していきます。

その際に、ポイントとなるのが「高速試行錯誤」です。

データの整備・結合~最初の議論

まず、クライアントから、一定期間の「プロジェクト」の形式でご契約を頂きます。通常は、8~12週程度が基本となります。一度きりで終わらず、契約更新が行われることも多くあります。(フェーズ(Phase)という呼び方をします)

プロジェクトの初期は、クライアント企業からデータをお預かりし、それを統合するところから始まります。多くの場合、データが不完全であったり、情報の粒度がばらばらだったり、というようなことがありますので、それらをうまく処理し、辻褄のあった状態に仕立て上げることが極めて重要です。私たちは、多くのプロジェクトをこなしてきた経験により、培われたノウハウとアセットがありますので、この「料理で言えば、下ごしらえの段階」を、スムーズにこなすことができます。

データが分析可能な状態になれば、さっそく、調理を開始します。体系分析と呼んでいる、基本的な「見るべき可視化アウトプット」を大量に作り、その中から、プロジェクト状況に合わせて、見るべき価値のあるものを見定めていきます。

そして、そのアウトプットをクライアントに提示して、ご自身の経験や感覚と同じか、違うか。新しい発見があるか。などについて議論を行います。この議論の中で、どの部分に注目して深掘りしていくべきかが見えてきます。

ここまでが、早ければ2週間程度です。もちろん、データの複雑性や綺麗さによって増減しますが、データボリュームが非常に多いという場合であっても、(データがある程度整備されていれば)2週間あれば実施可能だと言えます。

議論を繰り返す試行錯誤サイクル

初回の打ち合わせで議論し、深掘りポイントや、別の切り口・観点などを見出したら、次回打ち合わせに向けて、分析を行います。

統計処理や、機械学習の活用なども適宜行って「知りたいことが分かる分析」「議論するための材料となる分析」「仮説(こうじゃないか、という仮の答え)が正しいか検証できる分析」を実施していきます。

対象となる事業の内容や、その規模、事業フェーズなどによって、見るべき指標は異なりますし、行うべき分析も変わります。それを見出すために必要なのが「試行錯誤」です。

一度の議論で終わらず、そこで出てきた疑問や発見を、次の打ち合わせで再度「データを見て」確認する。そして、新たな疑問や発見を見出して、また次の打ち合わせに向かう。

これを、プロジェクト期間中に4~8回ほど、繰り返します。

私たちは、データ分析の会社ではありません。コンサルティングを生業としています。

データを如何に分析するか、ではなく、データを「考える材料」に昇華することに注力しています。

良質な考える材料を、大量に提供し、それを用いて議論することで、私たちもクライアントも、より深く事業を理解し、より深く課題を理解し、より幅広い解決方法に目を向けることができるようになります。

この一連のプロセスを「伴走型」で行うことが、私たちの提供するDIコンサルティングの大きな特徴です。

明日は、DIプラットフォームについてご紹介します。

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