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CAO(Chief Analytics Officer)は企業の競争力をアップグレードする役割

AUTHOR :  網野 知博

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網野 知博
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「意思決定を左右するCAOの役割とは 今求められる最高分析責任者」

株式会社GiXoの網野です。この度日経情報ストラテジー3月号でスペシャルリポートの記事を書かせて頂きました。タイトルは「意思決定を左右するCAOの役割とは 今求められる最高分析責任者」になります。

詳細は本誌を購読頂くとして記事の概要を記載します。

  • CAOは縁の下の力持ち型CxOであり、またCAOと言うポジションはほぼ日本に存在していなく(アナリティクスを主管する部署もない)有期雇用で外部からプロを招聘しやすい土壌
  • テクノロジーの進化、クラウドの台頭、オープンソースの充実などの潮流から、100億行くらいのデータ量でも100万行くらいのデータ量感覚で安価に用意に手早く分析できる世の中になり、システム部門に頼らない独立した組織でCAOとアナリティクスチームが存続できるようになった
  • アナリティクスを活用し、それに合わせて大きなBRPやビジネストランスフォーメーションをして大きな成果を生むことも可能だが、既存の業務機能や業務プロセスを大きく変えることなく既存機能をアップグレードできる
  • 「経営企画」「営業企画」「マーケティング企画」などあらゆる企画業務に関して、アナリティクスによりその企画力をアップグレードすることができ、これは早期に高い価値を生むことができる(企画部門は現在もデータ収集作業と集計作業に煩わされており、そのエランドたる業務を劇的に効率化可能。かつ取り扱うデータの種類もデータ量も格段に増やし、高度化することも可能。企画部門はデータ分析結果を解釈して、企画を立案するという、本来は一番重要なクリエイティブ業務に注力できる。)
  • シフトを最適化する、在庫を最適化する、配送ルートを最適化する、発注量を最適化する、生産量を最適化する、などアナリティクス(正しくはオプティマイゼーション)により既存の業務プロセスをアップグレードすることができる
  • これらの取り組みは、コンセプトを思い付いたらまずはやってみようと言うPoBC型の取り組みで早期に大きな成果を得ることが可能
  • データや分析と言う手段を使って、企業の競争力を強化させることが非常に手軽にできるようになった

今回の記事で一番伝えたかったメッセージは、一昔前ならアナリティクスを活用して企業強化を行うことは、多額のIT投資と大きな組織変革がセットでついてくるために、社内の理解と文化の形成を行わないと成功につながりませんでしたが、今は本当に手軽に小さな成果を上げることも、ちょっとした努力で大きな成果を生むことも可能になってきたということです。

テクノロジーを上手く取り込んで、成果を出すための取り組みを推進する役割として、あえてCAOと言う名前を使ってみました。そのため、この役割がCAOの役割そのものであると言い切るつもりもありません。本来はこの役割はCIOの役割であり、管轄は情報システム部が担うべきと言われればその通りかもしれません。めったにお会いできることはありませんが、それでもそこまでカバーエリアを広げているスーパーCIOがいらっしゃることも事実です。

今回のCAO論に関しては、「データや分析と言う手段を使って、企業の競争力を強化させる役割は非常に大事であり、それが非常に手軽にできるようになったよ。」という認識を持って頂ければ十分です。

今の日本に外部から招聘できるCAOなんているのか?

続いて、ではそのようなCAOを外部から招聘できるのか、に関してです。

その役割がCAOにしても、CIOにしても、「経営も分かり、分析もできる人間なんて、外部から招聘するにも、そもそもそんなスーパーマンが存在するのか?」と問いが生まれると思います。私も「経営も分かり、分析もできる人間は数人しかいないスーパーマンだから、そんな存在には余程運がよくないと出会えない。」と考えています。ですが、CAOは「経営も分かり、分析も”分かる”人間」で十分であると考えています。

CIOの要件に「自らコーディングができること」が入ることが無いように、CAOの要件に「SQLが叩けること、RやPythonが使えること」が入ることがなく、つまり分析が分かれば十分です。

そして、CAOと言う役割は「経営課題を、自分の担当する”Analytics”領域の視点で解決する役割を担う人」であり、また「直接的な解決策を提案、実行できるCxOではなく、間接的な解決策しか提案できないタイプのCxO」に属します。すると、CAOとなる候補として、戦略コンサルティング経験者なども候補にあがります。経営者視点でモノゴトを考える訓練を当たり前のお作法として(罵声を浴びながら)受けて育ち、またCEOや事業責任者の経営課題を解決することのみに魂を削って時間を注いできた人種だからです。当社の経営陣は3名ともCAOとして招聘を受けても任務を何とか全うできるのではないかと考えますが、3名とも戦略コンサルティングファームで鍛えられた人間です。

外部からCAOの招聘を検討する際には、「分析スキル」「ビッグデータ経験者」と言うフィルタを外して、「ビジネスをロジカルに考えることができる」「数字やテクノロジーに関してアレルギーがない」を必要要件にすると候補の幅が広がるのではないでしょうか。

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