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GiXoの目指す「第4次産業革命」支援とは

AUTHOR :   ギックス

GiXoは、戦略コンサルティングのケイパビリティと高度なアナリティクスのケイパビリティを融合した新しいタイプのプロフェッショナルサービス集団です。アナリティクス(データ統合、可視化、高度な予測、数理最適化)を手段に、クライアント企業の経営課題解決、競争力強化を支援しています。

我々は、分析ソフトウェアを使ってデータ分析を行うだけの「分析屋」ではありません。また、テクノロジーとアナリティクスの最前線に立たず、机上で描いた戦略に基づいてアドバイスをするだけの「コンサル屋」でもありません。分析屋とコンサル屋の良いところを抽出し、融合させることで、従来は存在しなかった新たな価値を顧客に提供することができるプレイヤーです。

第4次産業革命を下支えする

GiXoの創業当初である2012年末はビッグデータと言うキーワードが踊っていた時代でした。しかし、現在、注目されるキーワードは「IoT」や「AI」などに置き換わりました。なぜこれらのキーワードが話題に上がるのでしょう。

これらの単語は、企業活動を大きく変革させる可能性を秘めています。「IoT」「AI」に、「インターネット」「クラウドコンピューティング」「スマートフォン」「ウェアラブルデバイス」、「ロボット(自律的に作業を行う装置や機器)」などの関連領域を組み合わせて応用的に企業活動に適応させていくことによって、第4次産業革命が起こると言われています。

第4次産業革命は「デジタル技術の進展と、あらゆるモノがインターネットにつながるIoTの発展により、限界費用や取引費用の低減が進み、新たな経済発展や社会構造の変革を誘発する」という、大きな変化です。日々進歩し続けるテクノロジーを徹底的に活用し尽くすことで、企業が自社をUPGRADEできる領域が大幅に広がっています。新たなテクノロジーを戦略・業務に組み込んでいくことが、これまで以上に重要視される時代に突入しているのです。

大きな変化に適応する

2012年の創業当時、当社はアナリシスとシンセシスの融合を全面に打ち出していました。データ分析によって、起こっている事象を細かく分解し、事業構造や顧客構造を精緻に理解します。さらに、そうして理解した結果を解釈・統合して全体を捉えます。そうした一連の活動を通じて、クライアント企業の取るべき戦略の方向性を提言して行くわけです。

当然ながら、いま現在においても、アナリシスとシンセシスの融合から得られる示唆は多数ありますし、これらの情報から勝つための戦略をデザインしていくことは非常に有用です。これらは、言い換えれば「企画業務のUPGRADE」に相当するでしょう。

しかし昨今の劇的な変化の中で、創業当初の思想のままでクライアントを支援することが最善であるとは限りません。顧客に変革を求める以上、我々自身も変化・適応していかねばなりません。

判断業務をUPGRADEする

既に、アナリティクスの本質である予測・最適化を業務に組み込むことで、「判断する」という業務をUPGRADEすることが可能となってきています。かつてのコンピューターシステムが担っていた「ヒトの単純作業を代替する」という枠は既に越えられました。もはや人間の能力では処理できない膨大な組み合わせを基に予測・最適化し、「判断業務の高度化・自動化」を機械が担うことが可能となりつつあります。

この潮流において、現状のビジネスプロセスをコンピューターに置き換えるだけでは効果はありません。その業務の本来の目的と真摯に向き合い、業務のあり方を大きく見直して、テクノロジーを業務に織り込んで行くことが求められています。

経営課題を”計算可能”な問いに変換し、「ENLIGHTEN(光を当てる)」する

ご存知の通り、経営課題は定性的な事が多いものです。従って、課題がそのまま「計算によって解くことが可能な状態」で提示されていることは稀です。しかし、もしも、それを「計算可能な問い」として再定義することができたならば、機械という強力なパートナーの力をフル活用して、解決への道筋を描くことができるようになります。

アナリシスとシンセシスの融合にいち早くから取り組んできた当社は、「人間が行うべき業務領域」と「人間が判断業務を行うことの限界」を、極めて深く理解しています。それゆえ、元来は計算不可能であるはずの経営課題を、計算可能な問い、つまり、数学的に解法を導ける問題に変換するためのアプローチを見出すことができました。

この経営課題を計算可能な問題に変換し実際に解法を見出す一連のプロセスを「光を当てる」「照らし出す」ということで、当社では”Enlingten”と名付け、そのための専門チームを擁しています。

もちろん、計算可能問題に変換して、データ・サイエンティストが計算してその問題を解くだけでは、クライアントの実業務は回りませんし、ビジネス上の成果にも結び付きません。そうやって導き出した高度な予測・最適化によって、判断業務の高度化余地あるいは自動化の可能性を見出した上で、その分析結果を実際の業務に組み込んで行く必要があります。

解法を実務に織り込んで「ENABLE(実行可能)」に

上述した解法を業務に織り込む、つまり、人間が介在しなくても業務が自動で回るためには、いくつかの必要な準備作業が存在します。それを経ることで「解法」は「実業務」となり、成果獲得が実現される(Enable)のです。

当社では、その領域を担当する専門チームとして、”Enabling”を名前に冠した部隊を組成しています。分析業務を円滑に、また、人の介在を極限まで減らして実行するために必要なデータ基盤を構築します。加えて、エンドユーザーが直接操作できるweb UIを兼ね備えた業務アプリケーションも構築します。

これまで存在しなかった新しい業務、未知なる業務に適合していくため、Minimum Viable Product(MVP:必要最低限の機能のみを持つ製品)を作り、エンドユーザーからの熱狂的な支持を得られるかを判断しながら、Agile型の開発スタイルを通して、データ基盤構築および業務アプリケーション開発を遂行します。

データ活用診断とデータ基盤構築

これまで述べてきたように、当社はアナリティクス(データ統合、可視化、高度な予測、数理最適化)を手段に、クライアント企業の経営課題解決、競争力強化を支援する役割を持つEnlightening部隊と、その実現解を業務に適合させ仕組み化させ、クライアント企業が成果を出し続けるように支えていくEnabling部隊を組織しています。そして、両部隊の強みを統合することにより、クライアント企業の競争力強化に貢献しています。

具体的な提供サービスについて、下図をご参照の上、サービス紹介ページをご確認ください。

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