clock2022.12.07 09:33
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数字でみるギックス(メンバー編)

AUTHOR :   ギックス

管理本部長の加部東(かぶと)です。

さて昨日は、当社が、どんな体制でどのくらいの仕事をどんな場所でしているのかを数字で見てみよう、と試みました。いかがでしたでしょう。少しは当社の姿が見えてきましたでしょうか。

今日は、実際に働いている人にフォーカスを当てていきます。また、こちらもデータインフォームドな会社らしくデータ(数字)で示していきたいと思います。

(なお、断りの無い限り、すべての数字は2022年6月末時点の数字です。この記事が出る12月時点では多少の増減が発生しているものもあります。ご容赦ください。)

社員31人のそれぞれの働き方は?

朝型社員が多め。ライフスタイルはマチマチ。

「ギックス社員の朝ははやい。(情熱大陸風ナレーション)」、、、というのは嘘です。

31人をざっくり分類すると、朝型(だいたい9時前、早いときはもっと前に始業する)タイプは22人です。

残りの9人は夜型(だいたい9時台ではなく10時過ぎに始業する)タイプです。

コアタイム無のフルフレックス制度を最大に活用して、

  • 早めに始業して早めに上がり、小さいお子さんのお迎えにいく
  • 夕食の支度などの時間帯に、いちど中抜けする
  • 朝はゆっくりめに起きて、自分のペースで業務を開始する

など、自分の生活スタイルに合った働き方をしている社員が多いです。

残業は、ほどほど(やや少なめ?)

「ハードワークで残業時間が多いのではないですか?」という質問をいただくことも多くあります。

月平均残業時間は30.6時間です。残業がまったく無いわけではありませんが、非常に多いわけでもないと言えそうです。

なお、当社では、自己研鑽としての社内勉強会や輪読会、1on1ミーティングなどもすべて業務時間に含めています。それも考慮したうえで、見た目上の業務時間の多寡よりも、むしろ「個々人の毎日の時間の過ごし方の実態」を重視しています。労働時間が増えている場合に限らず、生活スタイルの変化(お子さんの送り迎えが発生するようになった、など)に応じて、適宜、社員と管理部門の間で相談の場を持ったりもしています。

有給消化は70%程度(残りは最長4年繰り越し)

有給も年平均有給取得日数は1人当たり8.2日です。やや低いデータとなりますが、これは「付与日数の計算方法」に起因するところが大きいと言えます。

当社の場合、入社6か月後に10日付与、1年6か月後に11日付与、2年6か月後に12日付与…という具合で増えていく仕組みです。現在、在籍している社員の平均勤続年数が2年6か月なので、ほとんどの人が12日付与以下なのです。そう考えると、有給取得率はザックリ8.2日÷12日≒70%の取得率となります。

なお、平均勤続年数が2年6か月と書くと、とても短く感じてしまうことと思いますが、年平均新規入社数が7人のため、「全社員の22.5%が入社してから1年未満」という状態です。それに起因して、データ上の在籍期間が計算上、とても短く出てしまうことは付け加えさせてください。

このように、もちろん有休消化率100%とまではいかないものの、ちゃんと有給も取って、「しっかり働いてしっかり休む」を実践している人が多いと言えます。また、取得しなかった分の有給は、最長で4年間繰り延べ可能ですので、使えなかった分が消え去ってしまうというわけではありません。

加えて、上で述べたフルフレックス勤務のため、役所に行く、通院する、などの数十分から数時間程度のちょっとした用事は有給を使わなくても良いという事情もあります。有給は「しっかり休んでプライベートを楽しむ」ことに使われていると思います。

社員31人ってどんなバックグラウンドなの?

当社の社員の中心は30代です。全体の過半にあたる51%が30代となります。その次に多いのは40代の19%、20代の16%、50代以上の14%と続きます。

また男女比は男性70%に対し女性30%と女性の活躍が進んでいることもわかります。また出身学歴は全員が大学を卒業しており、修士・博士も多数存在しています。理系文系の比率としては理系60%文系40%とやや理系が多いですが、文系出身者がいないというわけではないようです。

これまでのキャリアに関するデータ(数字)は手元にないのですが、メーカーの技術者や研究者であった人やコンサルティングファーム出身者が比較的多く入社してきています。

気になる、お金(給与)の事情は?

当社の平均給与は904万円で、これは東洋経済社さんが発表した平均年収「全国トップ500社」最新ランキングに当てはめると、「93位」相当になります。(川崎汽船さんよりは安く、塩野義製薬さんよりは高く、エスリードさんと同程度、ということになります。)

当社の特徴的な評価制度の一つが「リアルタイムプロモーション制度」です。これは、毎月昇進・昇格の機会があるというもので、スピード感をもって昇進昇格していただくことを目指いています。一般的に、年次昇格制度を導入する企業が多いため、通常は出世するには1年間待たないといけませんが、当社の場合は、「上長との評価面談で昇進・昇格が認められると、翌月から、新しい職階(給与)になる」という形で運用しています。

そのため、今この瞬間の平均給与は904万円ですが、半年後、1年後には既存社員の給与が大幅に上昇している可能性があります。(もちろん、若手社員の新規入社が多い場合は、平均給与を引き下げることも起こり得ます)

さて、ギックス社員がどんな人たちなのか、が少しは見えてきましたでしょうか。 数字で見るギックスも次回で最終回。最終回となる次回は、そんなギックスが「大事にしている数字」について、ご紹介したいと思います。


Daigo Kabuto / 執行役員 管理本部長 兼 CEO Office Leader
データインフォームドを掲げる当社がデータインフォームドでないという「紺屋の白袴状態」を避けるべく、世の中の企業の先を行くコーポレート部門であり続けるため、毎日全力疾走中です。

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