第21回:2017年7月の結果報告 “新記録樹立”|「きこえ~ご」を使ったギックス全社員の英語力向上プロジェクト

AUTHOR :   ギックス

 昨年の罰金額、突破しました

(本企画は、楽しくみにつく英語学習アプリ「きこえ~ご」を提供する株式会社ReDucateから学習ログデータの提供を受けつつ、法人契約でサービス使用料を支払ってガチで英語力向上に取り組むプロジェクトです。)

連載第1回で設定した「罰金ライン」を適用し、2017年7月の学習実績を振り返っていきます。

学習実績

8月も半ば。雨模様が続き、どうにも夏らしくない今夏でしたが皆様いかがお過ごしでしょうか。夏らしくないとはいえ、蒸し暑さと湿気は健在ですね。こんにちは、ギックス遠藤です。

さて、2017年の7月の学習実績です。先月はH.R.さんの復活劇があったり、罰金常習者S.T.さんの急浮上が合ったりと、なにやら動きのあったきこえ~ごでしたが7月は果たして…

TOPはわたくし遠藤がいただきました。久しぶりです。おめでとうございます。ありがとうございます。今月も順調でした。2位には安定of安定のY.H.さん。揺らぎませんね。そして、3位は渦中のH.R.さん。今までの0EPが嘘だったかのように、罰金を払い続けていたのが幻だったかのように、今月は何と2,177EPと堂々の3位。4位K.S.さんとの27EP差を制して初ランクイン。この勢い、いつまで続くのか!?乞うご期待!

累計獲得EP

きこえ~ごが開始されてから19ヶ月目、以前と比べてだんだんと散らばってきている様子が見受けられます。社長Aさん、役員Hさん、Y.H.さんのトップ勢については順位の変動はありませんが、Y.H.さん以下の中間層では特に密集していたメンバーの散らばり具合が顕著に出てきています。

罰金対象は2名。合計2,000円。累計28,000円。

罰金皆勤賞だったH.R.さんがついに罰金から解放され、新しく罰金レギュラーメンバーになりつつあるS.T.さんと社長Aさんが1000円ずつのお支払いとなりました。前月の集金で昨年の年間罰金総額と同額でしたので、今月の2,000円を合わせて28,000円。8月にして、昨年の年間罰金総額を上回ることとなりました。さあ、今年は何を食べようかな!

興味のあるカテゴリの回答状況を見てみる

さて、今月は少し趣向を変えて、興味のあるカテゴリと動画のダウンロード数の関係を見てみることにしましょう。きこえ~ごでは、アプリをダウンロードした後、実際に学習が始まる前に簡単なアンケートとテストが用意されており、自分の英語レベルの自己診断と興味のあるカテゴリを選択します。

興味のあるカテゴリは順に「ビジネス英語」「旅行英語」「日常会話」「報道」「スピーチ」の全5カテゴリあり、この中から最低2カテゴリを選択する必要があります。

GiXoメンバーの回答結果を見てみるとほとんどの人が「ビジネス(英語)」・「日常会話」を選択していることがわかります。次いで「旅行(英語)」と続き、「スピーチ」や「報道」にはあまり票が入っていない様子が見受けられます。最低2カテゴリを選択する必要があるため、最小数は2カテゴリですが、5カテゴリすべてを選択している人もいますね。(S.T.さん、遠藤が該当します。)一ビジネスマンとしてビジネス英語は押さえておきたいところ。また、最も抵抗なく学べそうなカテゴリが特に身近な日常会話、といったところでしょうか。趣味が海外旅行、であれば旅行のカテゴリ選択も外せないところでしょう。
この図は上から累計獲得EPの多い順に並べているのですが、興味のあるカテゴリ数の多少が獲得EPの大小に特別影響しているようには見えませんね。興味があるからといって積極的な学習状況が行われているわけではなさそうです。

動画のダウンロード状況と比較する

興味のあるカテゴリの回答状況を確認したところで、実際に興味のあるカテゴリに属する動画がダウンロードされているのか(視聴されているのかとほぼ同義と考えてください)、アンケートの回答状況と比較して見ていきます。動画をダウンロードするにはアプリからのおすすめ動画をダウンロードする方法と、各カテゴリごとに動画がまとめられているページから動画をダウンロードする方法があります。どちらの場合でも自分がダウンロードする動画はどのカテゴリに含まれているのかを確認することができます。

メンバー各々の動画の総ダウンロード数を100%とした場合の、各カテゴリの動画数の割合を示したものです。全カテゴリを万遍なく入手している人からかなり偏りのある入手状況となっている人もいます。例えば、累計獲得EP第2位のY.H.さんは最も多い「日常会話」で28%、少ない「報道」でも15%となっており、5カテゴリを万遍なく入手しているように見えます。一方で遠藤やS.T.さんは1つのカテゴリが50%と約半数を占めており、かなり偏った学習をしているようにも考えられます。

興味があると視聴する?

最後に、興味のあるカテゴリの回答状況と実際にダウンロードしている動画の多少(最大が赤い「多」のマーク、最小が青い「少」のマーク)を重ね合わせて見てみます。興味のあるカテゴリで選んだ動画をより多く選ぶ傾向があるのではないか?という予想のもと見ていきますと、やはり興味のあるカテゴリで選択したカテゴリが最多となっているケースがほとんどのように見えます。ところが、一部予想に反しているメンバーがいますね。例えばY.H.さんの最多には興味がある、と回答した「ビジネス(英語)」「旅行(英語)」ではなく「日常会話」。Y.Y.さんについては興味があると回答した「報道」が最少となり、アンケート時には選択しなかった「スピーチ」カテゴリに該当する動画の入手が最多となっています。

複数回答が必須のため必ず2カテゴリ以上を選んでいる訳ですが、ダウンロード数最多は「日常会話」「旅行(英語)」に依っているようです。日常会話や旅行会話はイメージもつきやすく、よく耳にするフレーズが多用されているために学習がしやすいという点で選ばれがち、というカテゴリによる特性の影響もありそうです。特に弊社きこえ~ごは罰金ラインが存在しているため「比較的容易な動画を積極的に選択し、EPを稼ぐ」という方法をとっている可能性も十分に考えられますし、反対に「スピーチや報道の動画レベルが高く、なかなかハードルが高いため避けがちである」ということも十分にあり得ます。

今回実数ではなく割合を使用しているため、人ごとのカテゴリの依り方を見ることはできますが、多少の比較はできません。つまり、同じ5%であっても社長Aの「報道」カテゴリの5%とH.R.さんの「スピーチ」カテゴリ(もしくは「旅行」カテゴリ)の5%では示している動画数が異なります。K.S.さんの「スピーチ」カテゴリの16%とH.R.さんの「日常会話」カテゴリの43%を比較してもH.R.さんの43%のほうが動画数が多いとは限りません。あくまで割合である点に注意してくださいね。割合を見る際には必ず、何を100%としているのかを確認するようにしましょう。

それでは、今月はここまで。また次回、お楽しみに!

※本連載のまとめはコチラ

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遠藤 朱寧(えんどう あかね)

データ分析チーム所属。データも扱えるマーケッターを目指し、日々精進。Pythonが気になる今日この頃。動物占いはゾウ。でもキリンのほうが好き。これからの未来を築くゆとり世代。

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